7月11~15日に台湾・台中で開催される「ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ」に臨む侍ジャパン大学日本代表の選考合宿の紅白戦では、ドラフト上位候補として注目される東北福祉大・猪俣駿太投手(4年、明秀学園日立高)が実戦形式で2回を1安打無失点に抑え、4者連続三振をマークするなど、NPB12球団のスカウトが集結する中で代表入りへ向けて猛アピールした。
得意のスプリットで4者連続三振
実戦形式に登板した猪俣駿太投手は、先頭の日体大・酒井成真外野手(4年、東海大菅生高)に右前安打を浴びたものの、そこからギアを上げた。得意のスプリットを低めに丁寧に制球し、4者連続で三振を奪う圧巻の投球を披露。最終的に2回を1安打無失点でまとめた。
猪俣投手は4者連続三振について「あまり気にしていなかったが、結果として出たの良かった」と淡々と振り返った。
スカウトも称賛、揺るがぬプロへの覚悟
この日はNPB12球団のスカウトが集結し、紅白戦で登板したドラフト上位級の投手に熱視線を送った。
あるNPB球団のスカウトは猪俣投手について「躍動感のあるパワーピッチャー。三振がとれる投手というところが1番の評価点」と評価した。
猪俣投手といえばボリュームのあるストレートが魅力だが、この日は変化球を使いながらうまく追い込んで、最後は威力有るストレートでも三振を奪っていた。ドラフトでも上位指名が有力視される猪俣投手だが、「プロ行くのはあくまで通過点で、そこから活躍しないと意味がない。プロに行くための練習と言うより、プロで活躍するための練習をやっている」と話し、プロの世界で結果を残すことへの強い覚悟をにじませた。
代表入りへ「やってやりたい気持ちは人一倍」
代表入りについて聞かれた猪俣投手は「選ばれるからにはやってやりたいという気持ちは人一倍ある」ときっぱり。その上で「その気持ちだけでは足りない部分は仲間と一緒にやりながら。チームとして頑張りつつ、自分も結果を残せたら」と意気込みを示した。
青学大の鈴木投手、近畿大の宮原投手、駒澤大の仲井投手といった150キロ右腕に肩を並べる猪俣投手、この4人が並ぶ代表は壮観だろう。
【猪俣 駿太】 プロフィール
- 所属: 東北福祉大学(4年)
- 出身: 明秀学園日立高
- ポジション: 投手(右腕)
- 主な特徴や実績: 今秋ドラフト上位候補に挙げられる本格派右腕。得意のスプリットを武器に三振を奪える点が持ち味で、この日の侍ジャパン大学日本代表選考合宿では実戦形式で2回1安打無失点、4者連続三振と好投を披露した。プロ入りを通過点と捉え、その先で活躍することを見据えて練習に取り組む姿勢も評価が高く、世界大会のメンバー入りとプロ入りの両方に期待がかかる。








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