昨秋のドラフト会議で、福岡ソフトバンクから1位指名を受けたスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)が、23日にアリゾナ州フェニックスで始まった「2026年MLBドラフト・コンバイン」に参加した。7月のメジャードラフトを前に、ドラフト候補がスカウトの前で実力を披露する“ショウケース”の舞台で、佐々木選手は140m超えの打球を放つなど、得意の打撃でアピールを成功させた。
フリー打撃で約140mの大飛球、25スイング中9本が柵越え
開催地はダイヤモンドバックスが本拠とするチェイス・フィールド。佐々木麟太郎選手はフリー打撃で25スイング中9本を柵越えとし、約140メートル(458.1フィート)の大飛球を放つなど、持ち前のパワーを存分にアピールした。その後の守備のドリルでは三塁、一塁の2つのポジションで軽快に打球をさばいた。
佐々木選手は、この舞台に立てたことへの率直な思いを口にした。「本当に素晴らしい経験をさせてもらっています。ただただ光栄だと思いますし、自分がやらせてもらっていること、やるべきことを1日1日こなすだけだなと思っています。人生にとってこの経験は素晴らしいものになっていると思います」(スポニチ)と充実した表情を見せた。
「特に長所の部分はしっかり見てもらえるように」、武器の打撃を磨く
最大の武器である打撃については、データ重視のコンバインならではの手応えを語った。「やはり自分の武器、バッティングもそうですし、すぐ数値化して見られるので、もともと大学の全試合も、サマーリーグも含めてデータはもう共有されているんですけど、それでもここでアピールできれば、特に長所の部分はしっかり見てもらえるように自分自身も取り組んだつもりですし、まず今日やれることはやりきったと思います」(スポニチ)と振り返った。
それでもまだ本人に満足はない。「まだまだ飛ばせるようにこれから頑張りたいなと思います(笑)。全然満足していないです」と話し、「飛距離もそうですし、スピード(打球速度)もさらに上げていける自信はある」(スポニチ)と、さらなる成長への自信を持っている。MLB各球団とのミーティングについては「自分が今、歩んできた道、どういうアプローチをしている、どういうキャリアを積んできたかというのを誠実に話すだけ」(スポニチ)と、自らの歩みを正直に伝える姿勢を強調した。
ソフトバンクとの交渉期限は7月末
佐々木選手は渡米2年目の今季、52試合に出場して打率.261、16本塁打、47打点を記録した。MLBのドラフト会議は7月11日からフィラデルフィアで開催される予定で、そこで何巡目で指名されるかが焦点となる。
そして、昨年のドラフト会議で1位指名をした福岡ソフトバンクとの交渉権は7月末までで、佐々木選手は6月下旬をメドに一時帰国を検討しており、「帰国次第、ソフトバンクさんと面談させていただく予定になっています」と話し、交渉を行うことを明らかにした。







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