台湾・台中で7月11~15日に開催される「ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ」に出場する侍ジャパン大学日本代表の選考合宿では紅白戦2試合行われ、立命大の西野啓也捕手(4年)が4打席連続出塁の猛アピールを見せた。今春の関西学生野球春季リーグで首位打者に輝いた今秋ドラフト候補捕手は、全国から集まった好投手を相手に変わらぬ打棒を発揮した。
好投手相手に4打席連続出塁、計4打数3安打の猛打賞
6イニングと8イニングで行われた変則の紅白戦で、打撃でアピールしたのは立命大の西野啓也捕手だった。第1打席ではドラフト1位候補右腕の青学大・鈴木泰成投手から中前安打を放つと、早大・高橋煌稀投手から左前打、富士大・古堅鈴之輔投手からも中前打を放った。最後の打席は粘って四球を選び、2試合で計4打数3安打、4打席連続出塁の猛打賞をマークした。
「やっぱりレベルが高いので、しっかり自分が打つ球を決めていたのは良かったところ」(日刊スポーツ)と振り返った西野捕手。今春のリーグ戦では最終戦で逆転首位打者に輝いた男は、伸ばしていた襟足を15センチばっさりカットしてリフレッシュし、「調子いい状態が続いている」(スポーツ報知)と笑顔をみせた。全国から集まった好投手を相手にしても、変わらず好アピールを続けた。
50メートル走5秒69の俊足走者を刺す鬼肩を披露
守備でも存在感を示した。二盗を試みた50メートル走5秒69の俊足、明大・岡田啓吾選手を刺す肩を披露し、捕手としての強みを見せつけた。一方で、一塁走者でライナーに飛び出してけん制で誘い出されるなど、走塁でミスも犯した。
鈴木英之監督は「3安打だけど、走塁ミスが2つなければ…。“オチ”をつくってもったいないなと…。喜びと落胆がありました」(スポーツ報知)と苦笑い。西野捕手も「積極性が裏目に出ました」(スポーツ報知)と反省を口にした。この合宿ではレベルの高い捕手陣がそろっているが、関東の捕手勢について「コミュニケーションとかジェスチャーがすごく積極的だなって感じたんで、そこは見習うところかなって思います」(日刊スポーツ)と話した。
大学日本代表入りへ、22日の選考発表に注目
最終日となる22日午後には選考メンバー発表会見が行われる。代表入りについて西野捕手は「全員本当にうまいので、選ばれようが選ばれなかろうが、しっかり良いものを吸収して、しっかりコミュニケーションを取ってっていうところは意識しています」(日刊スポーツ)と話す。しかし、「選ばれたいという気持ちはあるので、できることをしっかりやりたい」(スポーツ報知)と前を向いた。今秋ドラフト候補の強打の捕手が、全国の舞台でさらに評価を高めていく。
【西野 啓也】 プロフィール
- 所属:立命館大学(4年)
- 出身:高知
- ポジション:捕手
- 主な特徴や実績:今春の関西学生野球春季リーグで最終戦の逆転により首位打者に輝いた強打の捕手。侍ジャパン大学日本代表の選考合宿では、ドラフト1位候補の青学大・鈴木泰成投手をはじめ全国の好投手から計4打数3安打を放ち、4打席連続出塁の猛打賞をマークした。守備でも50メートル走5秒69の俊足走者を刺す強肩を披露するなど、攻守にわたって存在感を示した。今秋ドラフトでの指名を目指す。








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