【大学野球】プロ一本、日体大の最速151キロ変則右腕・馬場拓海投手が2回完全投球、149キロ速球スバリ

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7月に台湾・台中で開催されるワールドカレッジベースボールチャンピオンシップに臨む侍ジャパン大学日本代表の選考合宿の練習試合で、首都大学リーグの剛腕が猛アピールした。第2試合目で先発した日体大の変則右腕・馬場拓海投手(4年)が、独特のフォームから内外角を巧みに突いて2回を完全投球。球場のスピードガンの状態が悪い中で、その球速は149キロを記録しており、3奪三振の圧巻のピッチングで代表入りをアピールした。

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右打者を苦しめる変則フォーム、2回完全3奪三振の圧巻投球

マウンドに上がった馬場拓海投手の投球は、最初の打者から圧巻だった。右打者の内角にシュートして食い込む直球と、外角へ大きく逃げるスライダーを投げ分ける。そしてこの日はストレートもミットで大きな捕球音を挙げていた。球場のスピードガンが状態が悪い中で、手持ちのスピードガンでは140キロ後半を連発していた。2回を投げて走者を一人も出さない完全投球で、3つの三振を奪ってみせた。

馬場投手独特の投球フォームで投げる。トルネード気味に体を後ろへ捻り、自身は「スリークウォーターだと思っている」と語る、低い位置からリリースされる直球は威力抜群で、曲がり幅の異なる2種類のスライダーも操る。福岡大大濠時代の2年春には甲子園のマウンドを経験し、日体大では1年秋にデビュー。首都大学リーグで力をつけてきた最速151キロの右腕が、この日も持ち味を存分に発揮した。

本人も手応えは十分だった。「自分はどこに行ってもいないタイプだと思うので、自分の特徴を引き出せたらいいなと思って、今日投げられました」(スポーツ報知)と笑顔で振り返った。

スカウトも評価、「球の出所がわかりにくい上に、球が強い」

独特のフォームから繰り出される強い直球は、ネット裏で視察したスカウト陣の目も引きつけた。出所の見えづらいリリースと球威を兼ね備えた投球に、評価の声が相次いだ。

「球の出所がわかりにくい上に、球が強い。右打者にとっては怖さがあって、打ちづらいと思う」(スポーツ報知)と、その特異な持ち味を高く評価する声が上がった。馬場投手自身も右打者を抑える自信は強く、「右(打者)の方が自分は強いと思っているので、そこを一番使えたら」と語る。武器を生かす場面をしっかりと見据えている。

進路は「プロ一本」、初の大学侍入りへ成長誓う

今後の進路について、馬場投手は「プロ一本」と明言する。自身初となる大学日本代表入りを懸けたこの合宿でも、貪欲な姿勢を崩さない。「レベルの高い選手がたくさんいる中で、自分が選ばれるように、周りの選手から吸収して成長につなげられたら」(スポーツ報知)と意気込んだ。

どこにもいないタイプと自負する変則右腕が、初の大学侍の座を勝ち取り、今秋のドラフトに向けてさらに評価を高められるか。台中の地で結果を残せば、その存在感は一気に増していくはずだ。

【馬場 拓海】 プロフィール

  • 氏名:馬場拓海(ばば・たくみ)
  • 所属:日本体育大学(4年)
  • 出身:佐賀県佐賀市(諸富北小→諸富中・佐賀フィールドナイン→福岡大大濠高出身)
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:184cm、88kg
  • 主な特徴や実績:サイド気味のスリークウォーターから投げ込む独特のフォームが最大の武器の変則右腕。右打者の内角に食い込むシュート気味の直球と、外角へ逃げる曲がり幅の異なる2種類のスライダーを操り、最速は151キロを計測する。福岡大大濠では2年春に甲子園出場、日体大には1年秋にデビューした。憧れの選手は高校の2学年先輩の山下舜平大(オリックス)。大学日本代表の選考合宿では2回完全3奪三振の圧巻投球を披露し、進路に掲げる「プロ一本」へ向けてさらなる飛躍が期待される。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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