7月に台湾・台中で開催されるワールドカレッジベースボールチャンピオンシップに臨む侍ジャパン大学日本代表の選考合宿では、今秋のドラフト候補で最速158キロ右腕の駒大・仲井慎投手(4年=下関国際高)が登板し、実戦形式練習で1回1/3を1安打無失点、1奪三振の投球。スカウトのスピードガンで最速152キロを計測するなど150キロ超えを連発し、バックネット裏に集結した12球団スカウト陣に剛球をアピールした。
150キロ超えを連発、剛球で代表入りへアピール
この日は2試合の実戦形式練習が実施された。仲井慎投手は1試合目の3番手で登板すると、打者7人に対して1回1/3を投げ、1安打無失点、1奪三振という内容だった。
球場のスピードガンでは154キロ、スカウトのスピードガンでは最速152キロを計測し、常時150キロを超える自慢の剛球を連発、その出力の高さを存分に示した。さらにキレのあるスライダーと縦に落ちる変化球を投げ、速球だけでない投球の幅も見せた。
1イニング目は打者に粘られて2四球で紅白戦ルールで1アウトでチェンジとなっていたが、2イニング目は先頭打者に安打を許すも、その後は2つの飛球と空振り三振に斬って取った。
中日・岡野スカウトが「どちらもいける」と高評価
バックネット裏に集結した12球団のスカウト陣からも、剛腕の投球には高い評価が集まった。リーグ戦の時よりもバランスの取れた投球を見せた点も、視察したスカウトの目を引いた。
中日・岡野スカウト:「150キロを常時超える出力を持つ投手はなかなかいない。変化球も良く、リーグ戦の時よりもバランス良く投げている。先発、中継ぎどちらもいけるタイプ」
今春は東都2部リーグで投げていたが、昨年のような威力と安定感にやや欠けており、結果をの越すことができずにいた。しかしこの日は、まず、威力の点で調子を挙げており、あとは制球などの部分がクリアされれば、青学大の鈴木投手、近大の宮原投手と並ぶ右腕のドラフト1位候補となる力を持っている。
この日の投球でドラフト候補としての存在感見せ、まずは7月の国際大会で侍ジャパン大学日本代表として投げることができるかが注目される。
【仲井 慎】 プロフィール
- 所属:駒澤大学(4年)
- 出身:下関国際高
- ポジション:投手
- 投:右投
- 主な特徴や実績:最速158キロを誇る本格派右腕。大学日本代表の選考合宿では1回1/3を1安打無失点、1奪三振と好投し、スピードガンで最速152キロを計測するなど150キロ超えを連発した。キレのあるスライダーと縦に落ちる変化球も操り、先発・中継ぎのどちらもこなせる投球が魅力。今秋ドラフトでの上位指名が期待される。








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