オリックスのドラフト2位ルーキー・頓宮裕真選手が5番サードでスタメン出場を果たし、2安打2打点の活躍を見せた。
プロ初打席で
亜細亜大からドラフト2位でオリックス入りした頓宮裕真選手は、開幕戦で5番サードで出場をすると、初回にヒットと2つの四球で1アウト満塁の打席でプロ初打席が回ってきた。そこで、追い込まれながらも外角低めのフォークを拾ってはじき返すと、打球は一二塁間を破り、いきなり2打点を挙げるタイムリーヒットとなった。
続く3回の第2打席では、今度はレフトオーバーの2ベースヒットを打ち、頓宮選手らしい打撃2つで、プロデビューを飾った。
亜細亜大では3年生の春に打率.386、秋に打率.313を記録した。そして昨年は春に打率.267、秋は打率.190だったものの、春は5本塁打15打点、秋も5本塁打12打点と打率と比例しないホームラン、打点を記録している。低めの球にも対応し、レフトスタンドにしっかりと放り込める選手で、大学生のスラッガータイプの選手では群を抜いていた。
この日、チームは中田翔選手のサヨナラ満塁ホームランで逆転負けを喫したが、「次は個人だけじゃなくチームも勝てるようにしたい」とチームの勝利を誓った。5番に座る頓宮選手の勝負強さと長打力は、これからもずっと見られ続けるだろう。
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