千葉ロッテ・ドラフト1位の藤原恭大選手が開幕スタメン&プロ初安打

千葉ロッテルーキーニュース

千葉ロッテは高校卒のドラフト1位ルーキー・藤原恭大選手が、開幕スタメンの1番センターでコールされた。

プロ初安打

開幕戦で藤原恭大選手を1番センターでスタメン起用した井口監督は「彼は何かを持ってこれる選手。19年の流れを藤原でつくりたかった。」と話した。藤原選手自身は、「朝にスタメンを聞いた。驚いた」と話したが、井口監督はオープン戦終了時点から「両親を呼んでおけよ」などと、スタメン起用をそれとなく本人に示唆していたようだが藤原選手にそれは伝わっておらず「まだまだですね」と笑った。

その藤原選手のプロ初打席はライトフライに倒れた。それでも初球から3度のフルスイングを見せた。そして第2打席、第3打席もセカンドゴロ、三振に倒れた。それでも7回の第4打席、その前の回にレアード選手の逆転3ランホームランでチームの勢いが残っている打席で、三遊間に打球を転がしショートが送球をあきらめる内野安打を記録した。「きれいな安打じゃなかったですけど、ホッとした。」と話した。

両親は朝に連絡を受け、試合開始2時間前にZOZOマリンに到着、プロ初安打もしっかりと見届けた。井口監督も「ヒットも出た。彼もいいスタートが切れた」と喜んだ。

高校生野手の開幕スタメン出場は2リーグ制後では14人目、また高卒ルーキーの開幕ヒットは2013年の大谷選手以来10人目となった。イチロー選手が引退した年に、外野に新たな伝説を作りそうな選手が登場した。

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新聞記事

なるほど度:☆☆☆☆ ロッテ藤原、始まりの1安打「ホッとした」球団54年ぶり高卒新人開幕スタメン― スポニチ Sponichi Annex 野球 2019/3/30

注目ルーキーも人の子だ。この日、両親から試合出場を聞かれたメールに「分かりません」と返信。母・道子さん(42)は「いつもは“分からへん”ですけど、標準語でした」と息子の緊張を感じ取った。
ただ、それでも爪痕を残せる非凡さがある。井口監督は「19年の流れを藤原でつくりたかった。ヒットも出た。彼もいいスタートが切れた」と満面の笑みだ。チームは逆転白星発進となり、昨季からのZOZOマリンでの連敗も14で止まった。

藤原の父・史成さん、母・道子さん(42)は実家の大阪・豊中市から約7時間、車を走らせて千葉市のZOZOマリンスタジアムに駆けつけた。父が前日にLINE(無料通信アプリ)で連絡を取ると「頑張るわ」と短い返事。興奮している様子が伝わってきたという。

小学校時代はオリックスジュニアに所属。中学では枚方(ひらかた)ボーイズで全国主要5大会全てで日本一を経験。大阪桐蔭高でも4番として春夏連覇の原動力となったが、これまでの人生は挫折の連続だ。「毎日、打てないで悩んでいた。努力するしかなかった。その結果が今につながっている」。周囲からは「エリート」と呼ばれるが、人一倍の負けん気ではい上がってきた。

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