大瀬良大地投手が3回4失点、149km/h記録もヒット浴びる

大瀬良大地

 大学NO1投手として3球団がドラフト1位で指名競合した大瀬良大地投手、この日は韓国KIAと野練習試合に先発したが、3回4失点と厳しさを味わうマウンドとなった。

 

149km/h記録も打たれる

 この日は初回を3人で抑えた。しかし2回に1アウトから四球を与えると、続くバッターに最速149km/hを記録したストレートをヒットされ、3連打で4失点を喫した。大瀬良投手は「追い込んでから、詰まらせてやろうと力んだ。変な欲が出てしまった」と話した。

 3回は無失点に抑えた大瀬良投手は「前回よりは僕らしいボールが投げられた」と話した。前回のオープン戦での登板はストレートが140km/h前後が多く、制球も乱してランナーを背負いながらのピッチングとなり、2回1安打無失点に抑えたが10点、この日は30~40点と自己評価した。また野村監督も「修正してくれると思う」と話している。

 大学3年生まではリーグ戦でも圧倒的な成績を残し、ストレートも低めに伸び、スライダーのコンビネーションだけでほぼ完璧に抑えていた。しかし4年生のシーズンはストレートが高めに浮くと力で抑えられずに苦しんだ場面も見られた。快速球で空振りを奪うという感じでもなく、変化球で空振りを奪うという感じでもない。ストレートの力でバットを押し込んでいくパワーピッチャーという評価になっている。

 評価は高いが課題もまだ多いとも感じる。しかし、総合的にこれだけ高い素質を持った投手はそういない。パワーを持ちながらもそれを抑えて淡々と勝ち星を挙げていく菅野智之投手のようなピッチングが最終形になるのではないかとも思う。

 

 空回りした。2回1死から与えた四球をきっかけに、すべて直球を狙い打たれて4失点。「追い込んでから、詰まらせてやろうと力んだ。変な欲が出てしまった」と悔やんだ。それでも、この日の最速は149キロ。「30~40点。前回よりは僕らしいボールが投げられた」。2回1安打無失点ながら、制球に苦しんで「10点」と自己採点した2月22日の阪神とのオープン戦(沖縄・コザ)よりいいと強調した。

 「修正してくれると思う」と信頼を崩さない野村監督だけでなく、快速右腕として中日でも活躍したKIA・宣銅烈監督も「ボール自体は力がある」と評価した。今キャンプの実戦登板はこれで終了。金の卵は「今日の結果が実力かな。もっともっと練習してうまくなります」と悔しさを胸にしまい込んだ。

  期待の分だけ驚きも大きかった。最速153キロ右腕、大瀬良が自慢の速球をはじき返された。

 「いいところと悪いところが出た。追い込んでから力んでしまった。打たれたことも抑えられたことも勉強です」

 課題の立ち上がりは3人をわずか6球で片付けたが、二回に落とし穴が待っていた。一死から5番打者に四球を許すと、6番に149キロの初球を中前打された。二死から3連打で4失点。すべて直球を打たれ「きょうの結果が実力」と渋い表情を浮かべた。

 それでも野村監督は「真っすぐを狙われていたんじゃないかな。今は調整の段階で(調子は)上がってくる」。三回は3者凡退と立ち直ったこともあり、評価が揺らぐことはなかった。


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