ドラフト5位も開幕へ、東北楽天・西宮悠介が148km/hで2回無失点、千葉ロッテ・井上晴哉選手が猛打賞

井上晴哉, 西宮悠介

 今年のルーキーはドラフト5位が熱いのかもしれない。東北楽天のドラフト5位・西宮悠介投手は千葉ロッテ戦で2回無失点の好投を見せ、対する千葉ロッテのドラフト5位・井上晴哉選手は松井裕樹投手からヒットを放つなど3安打を記録した。

 

下克上

 西宮悠介投手は横浜商大時代に、阪神ドラフト1位の岩貞祐太投手と共に先発として登板したが。岩貞投手の方が注目され、ドラフト1位でプロ入りした。同じ左腕投手としてドラフト5位指名だった西宮悠介投手は、この日、自己最速となる148km/hを記録するとカーブなどで3つの三振を奪い、2回1安打3奪三振無失点の好投を見せた。

 ケガの為に2軍に降格した岩貞投手について「タイプが違う。自分は自分の持ち味を出せればいい」と西宮投手は話したが、まずオープン戦では西宮投手が結果を出した。星野監督はドラフト会議の際に、「ものすごく厳しい監督の下でやってきた。やんちゃなヤツ。ああいうタイプは0点か100点。いいから取れ!と言った。」と話し、西宮投手を獲得した経緯を話した。その決断で獲得した西宮投手が、星野監督に大きく応えてくれるになりそうだ。

 

ドラフト5位

 あくまでこじつけではあるが、ドラフト5位の選手が目立っている。千葉ロッテの井上晴哉選手も最近は調子を落としていたが、一昨日からアドバイスを受けて打撃が復活し、この日は猛打賞を記録した。開幕1軍スタメンの座もこのまま掴めると思う。

 横浜DeNAでは2軍に降格したものの、ドラフト5位の関根大気選手が高校生野手で1軍キャンプを戦いぬいた。中日の祖父江大輔投手や阪神の山本翔也投手も期待されて登板している。ドラフト5位の選手は、他球団のスカウトにとって「あの選手は獲る事ができた」と思わせる所があり、獲得できなかったスカウトは悔しい思いをするのではないかと思う。

 昨年のドラフトで福岡ソフトバンクは4位指名で打ち切っている。結果論だが、もしドラフト5位でこれらの選手を指名していたならチームの戦力をより厚くできたのではないだろうかとも思う。いずれにしても11球団のドラフト5位の活躍を期待したい!

 

 直球がうなりをあげた。6回1死。西宮が投じた清田への4球目。148キロの自己最速が表示された。ファウルにされたが、続く115キロのカーブで、先頭の伊志嶺から2者連続空振り三振。「大久保(2軍)監督と酒井(2軍投手)コーチから『しっかりやってこい』と言われた。チャンスをいただいたので、できることをやろうと思った」。2回1安打無失点のデビューにうなずいた。

 先発で5回無失点と好投した4歳年下の松井裕に続いた。同じ新人左腕。大学の同級生には阪神のドラ1位・岩貞もいるが「タイプが違う。自分は自分の持ち味を出せればいい」と初の1軍マウンドの緊張も吹き飛ばし、強気の投球でロッテ打線をねじ伏せた。

 自他共に認める“いじられキャラ”で、2軍でも存在感を発揮していた。星野監督もひそかに期待していた。「(大学では)ものすごく厳しい監督の下でやってきた。やんちゃなヤツ。ああいうタイプは0点か100点。(ドラフトで)『いいから取れ!』と言った。やっぱり良かった」と、ご満悦だ。

 鋭い打球が中前に抜けた。4回1死、井上=日本生命=は松井裕の投じた7球目、129キロのスライダーを強振した。「手ごわい相手。真っすぐも変化球もキレている」という左腕に対して、4球ファウルで粘り、結果を出した。4試合ぶりの4番起用で猛打賞。2月20日、日本ハムとの練習試合(名護)以来の打点も挙げた。


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