JX-ENEOS・井領雅貴選手、三上朋也投手、山崎錬選手などが揃い、今年も注目

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 社会人野球、スポニチ大会の組み合わせが決定した。昨年、都市対抗、日本選手権を連覇したJX-ENEOSが投打ともに充実し、今年も中心になりそうだ。

 中心となるのは不動の4番・井領雅貴選手、昨年の都市対抗で松永昂大投手(千葉ロッテドラフト1位)からホームランを放つなど活躍し、ドラフト候補として名前も挙がった。井領選手はこの冬3㎏ウエイトを増やし、更にパワーアップをしているようだ。

 また、昨年中日が上位指名を検討した田畑秀也選手、昨年のMVP・大城基志投手の他、今年のドラフト候補・三上朋也投手、それにルーキーで慶大の山崎錬選手、立大の小室正人投手等も加わる。

 質・量、共に揃うJX-ENEOSに今年も注目したい。

 

 2冠を達成したチームに隙はない。大城や三上ら安定した投手陣に、破壊力のある打線。中でも2年ぶり優勝のカギを握るのは、井領だ。昨年の都市対抗、日本選手権でともに本塁打をマークした1番打者は「昨年のスポニチ大会は予選で敗退したので、まずは予選突破」と意気込んだ。

 

 昨年は野球人生で転機となる一年だった。調子が上がらずに苦しんでいた4月。大久保秀昭監督から「バットを短く持ってみろ」とアドバイスされた。「最初は変なプライドもありましたけど、結果が出ていなかったので、すぐに捨てました」。930グラムの重量タイプで確実にミートすると、打球の鋭さは長く持った時と変わらず、大舞台の2本塁打につながった。

 

 オフはウエートトレーニングで体重は3キロ増の85キロ。指揮官は「井領は打撃練習から打球が変わってきた。今大会のキーマンですね」と目を細める。今秋のドラフト候補にも挙がる中、井領は「まずはチームに貢献することが一番。打率を上げたい。プロは可能性がある限り狙っていきたい」。桐蔭学園(神奈川)から入社して6年目。まずはスポニチ大会を制し、自らにも弾みをつける。

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