日立製作所、田中俊太選手がホームラン、広島スカウトが好評価

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都市対抗野球では、日立製作所が三菱重工名古屋に3-5で敗れ、初戦で敗退した。しかしプロ注目の田中俊太選手はホームランを含む3安打2打点の活躍を見せ、兄・広輔選手のいる広島・苑田スカウト部長が高い評価を示した。

プロでもやれる

田中俊太選手はこの日、4点を追う4回にライトスタンドにソロホームランを放つと、7回にはセンター前にタイムリーヒットなど3安打2打点1本塁打の活躍を見せた。しかしそれでも追いつくことができず、試合は3-5で敗れ、田中選手は「ホームランはいい感触だったけど、負けたら意味がない」と表情は硬かった。

この日の活躍に、視察した広島の苑田スカウト部長は「打撃の間の取り方は一番うまい。プロでもやれる」と評価した。

兄・田中広輔選手が1年目から活躍し、強い広島の1番を担う選手になっている。俊太選手も兄に負けない身体能力と打撃の力があり、高く評価される事になりそうだ。

151キロ右腕は4失点降板

日立製作所は先発した151キロ右腕・鈴木康平投手が、立ち上がりにいきなり4失点をした。2回以降は無失点に抑えたものの、6回を投げて6安打4失点、チームの勝利に貢献できなかった。

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広島・田中広輔の弟で今秋ドラフト候補の日立製作所・田中俊太内野手(23)が、右越えソロを含む3安打2打点と気を吐いた。四回に反撃の一発を放つと、七回には中前適時打。勝利に結びつかず「ホームランはいい感触だったけど、負けたら意味がない」と硬い表情を崩さなかったが、広島・苑田スカウト統括部長は「打撃の間の取り方は一番うまい。プロでもやれる」と評価した。

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