東芝・岡野祐一郎投手が完投勝利、ドラフト指名へ「宮川と2人でチャンス」

社会人野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

都市対抗西関東代表リーグでは、東芝の岡野祐一郎投手がJX-ENEOSを2失点に抑えて完投勝利、都市対抗本戦出場を決めた。

ドラフトに向けて

都市対抗には、予選で敗れたチームの選手も、補強選手として本戦でプレーする事もできる。しかし、チームを本戦に連れて行く活躍を各地区の予選で見せられた選手には、やはり評価が高くなる。

東芝は本戦出場をかけたJX-ENEOSとの試合で、エース・岡野祐一郎投手が先発すると、3回に1点を失ったものの、140キロ後半のストレートと多彩な変化球を交え、9回まで2失点に抑えて完投した。チームも7回まで3-2と1点差の厳しい試合となったが、8回に一挙4点を奪って突き放し、7-2で勝利、岡野投手は2失点で完投勝利、チームを見事に本戦に導いた。

平馬監督は「岡野が良く投げて、金子がよく打ってくれた。岡野にはプレッシャーのかかる場面ばかり任せているから、試合前にごめんなと言いました」と話し、絶大な信頼のあるエースをほめたたえた。

岡野投手は昨年もドラフト候補として名前が挙がっていたが、まさかの指名漏れとなった。「昨年のドラフトで指名漏れになり、真っすぐで押せるように変えた。」とストレートを磨いて最速149キロ右腕となった。この日の投球については「今年一番悪かったけど、緩急をつけて真っすぐを生かせた」と話し、昨年まで磨いたピッチングを活かし、調子が悪くても勝ち切る強さを見せた。

東芝には154キロの速球を投げ、ドラフト1位候補にも挙げられる宮川哲投手がいる。その宮川投手が三菱日立パワーシステムズ戦で敗れてこの日の試合が重要なものになっていたが、宮川投手からは「あさってお願いします」という連絡があったという。その期待にも応え、「宮川と2人でチャンスだと思います」と、秋のドラフト会議では宮川投手とともにプロ入りするため、本戦での活躍を誓った。

ドラフト会議では154キロの宮川投手の方が先に指名されそうだが、エース・岡野祐一郎投手も東京ドームでスカウトに忘れられないようなピッチングをして、来年は二人でプロの舞台に立ちたい。

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27日の三菱日立パワーシステムズ戦で敗戦投手となった最速154キロ右腕・宮川から試合後「あさってお願いします」とおわびのLINEが届いた。「絶対、帳消しにしてやる」。エースは重圧を乗り越えた。目標は2010年以来となる8度目の都市対抗制覇だ。「宮川と2人でチャンスだと思います」。昨秋のドラフト漏れの悔しさを味わった岡野が、大一番で輝きを増す。

プロ注目の最速149キロ右腕は「昨年のドラフトで指名漏れになり、真っすぐで押せるように変えた。(調子は)今年一番悪かったけど、緩急をつけて真っすぐを生かせた」。

ナインに3度胴上げされた平馬淳監督(43)は「岡野が良く投げて、金子がよく打ってくれた。岡野にはプレッシャーのかかる場面ばかり任せているから試合前に“ごめんな”と言いました」と期待通り、大一番で完投したエースを称えた。

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