都市対抗野球、中堅・ベテランの力でHondaとNTT東日本が決勝進出!

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都市対抗野球は準決勝2試合が行われ、Hondaがセガサミーに、NTT東日本が日本新薬に勝利し、決勝進出を決めた。

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ベテランの力

頼りになったのはベテランだった。Hondaはこの日、3年目の東野龍二投手が先発し6回途中までを2失点に抑えると、そこから継投に入り、8回からは8年目になる福島由登投手が登板し、9回までの2イニングを無失点に抑え、試合は2-2でタイブレークに突入した。

その10回、表のHondaは立教大からHondaに進み4年目となる4番・佐藤竜彦選手がバックスクリーンに推定130mの特大の満塁ホームランを叩き込んだ。そしてその裏、1アウト満塁からのタイブレークで福島投手が2者連続三振を奪い、決勝進出を決めた。

佐藤選手は26歳でベテランというには少し早いかもしれないが、チームで4番を任される頼れる存在。打球速度が180キロ、飛距離も十分でまだまだプロも諦めていないと言わんばかりの満塁弾だった。

また、NTT東日本vs日本新薬は、NTT東日本が35歳の大竹投手、日本新薬が5年目の西川大地投手が先発し、西川投手が9回を投げて4安打6奪三振1失点と安定した投球を見せたものの、大竹投手が6回1アウトまでパーフェクトピッチングを見せ、8回からは3年目の153キロ右腕・熊谷拓也投手が2回をパーフェクト、1-0でNTT東日本が勝利した。

HondaもNTT東日本も若い勢いのある投手がいる中で、安定した力を見せる中堅、ベテランの選手の存在が大きく、この日の準決勝の2試合はともにこれぞ社会人野球という高いレベルの試合を見せた。

決勝戦はHondaが若きエースの朝山広憲投手、NTT東日本が4年目の頼れる中堅・堀誠投手の先発が予想される。ともに関東のチームということで、もし観客が入っていたなら、超満員の東京ドームになっていたかもしれない。大きな声援は届かないものの、社会人最高峰の試合となりそうだ。

都市対抗野球(2020)準決勝の対戦カードと注目選手
都市対抗野球本戦。今日は準決勝2試合がおこなれます。対戦カードと注目選手の一覧です。
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