JR西日本の152キロ右腕・石黒佑弥投手に、5球団から調査書が届いていることがわかった。
社会人投手
石黒佑弥投手は星城高校時に、夏の愛知大会でセンバツで優勝した東邦と初戦でぶつかり、146キロのストレートでドラフト1位で指名された石川昂選手などを9回3失点に抑えた。また打撃でも石川選手から3ランホームランを放ち、センバツ王者が夏初戦で敗れたニュースは衝撃的だった。
この試合を視察した当時JR西日本の後藤寿彦監督が視察し、石黒投手は社会人野球への道へと進む。高校卒の1,2年目は体力づくりを行い最速は152キロを記録すると、高校卒3年目の昨年は都市対抗で先発するなど注目された。
昨年は指名解禁の年で、5球団から調査書が届いたものの指名漏れとなった。それでも今年は大学に進んでいれば卒業の年となる4年目で、カットボールなどの変化球を磨いた。そして今年も5球団から調査書が届いているという。
大学生の投手との比較となるが、制球力、ストレートの力などもまだ素材的な印象がある。またスカウトは昨年からどのくらい上積みがあるかに注目すると思うが、個人的には、今年はもう少し完成度が高くなっていてほしかったという印象も残った。
それでも社会人野球投手では上位レベルにいることは間違いなく、大学生投手でも伸びしろを含めた評価もしており、石黒投手にもこれから更に伸びると評価すれば、今年のドラフト会議で指名となりそうだ。
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