第26回BFAアジア選手権に出場する日本代表の合宿でJR東日本と練習試合を行い、JR東日本のドラフト候補投手、白崎勇気投手から、こちらも今年のドラフト候補スラッガー、富士大・山川穂高選手がホームランを、また同じJR東日本のリードオフマン・田中広輔選手がタイムリーヒットを放ち、日本代表が6-3で勝利した。
1回も無難に抑え2回も2アウトを取ったJR東日本先発の白崎勇気投手だが、続く日本代表6番・山川穂高選手がセンターに高く上がるホームランを放った。大学屈指のスラッガーらしい打球を放ち、来年のドラフト上位候補として楽しみな打球だった。
4回には白崎投手が制球を乱し、日本代表に入った同じJR東日本の田中広輔選手がタイムリーヒットを放って3点目を奪う。JR東日本で来年のドラフト候補同士の対決は田中選手に軍配が上がった。
日本代表は6点を奪って勝利、先発したJR九州のベテランサイドスロー・濱野雅慎投手が初回に1失点するも3回で5三振を奪うと、2番手のパナソニック・秋吉亮投手も2イニングを、3番手のJR東日本・片山純一投手も2イニング無失点に抑えると、8回には吉永健太朗投手が昨日に続き登板し1回を無失点、中継ぎでの適性も示した。
9回には都市対抗、日本選手権でMVPに輝いたJX-ENEOS・大城基志投手が登板すると、エラーと四球出たランナーをタイムリー2ベースで返してしまい2点を奪われ、6-3とされた。しかし、試合終了後にタイブレーク対策として1イニング延長戦が行われ、ノーアウト1,2塁のピンチを無失点に抑える気迫のピッチングを見せた。
来年のドラフト候補が28日から台湾、韓国などと対戦する。活躍が楽しみだ。
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