大学野球選手権の展望その2、優勝しそうなチーム

大学野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 6月11日より全日本大学野球選手権が始まる。昨日の期待のチーム編に続き、優勝予想編です。

優勝しそうなチーム

 当たり前な予想になってしまうが、東京六大学の明治大と、東都の亜細亜大が頭一歩抜け出ている印象がある。

 明治大は投手では安定感のある山崎福也投手に2番手の関谷亮太投手が絶好調で2本柱がある。主将で今年のドラフト上位候補の岡大海選手も徐々に打撃の調子を取り戻し、3年生の糸原健斗選手も終盤に大活躍を見せていた。新人戦でも星知弥投手や柳裕也投手、海部大斗選手、石井元選手などが活躍して優勝するなど、勢いがある。ただし、リーグ戦では4敗しており、法大、早大、慶大戦では初戦を落としている。大学選手権はトーナメントで1敗も許されず、その点が気がかりだ。

 亜細亜大も先発でドラフト上位候補の九里亜蓮投手が終盤に自分の投球を取り戻しており、山崎康晃投手との2本柱は非常に強い。打線は主軸の破壊力は無いものの、藤岡裕大選手、北村祥治選手が出塁して繋いでいく打線は手ごわい。5番を打つ1年生の水本弦選手がポイントゲッターとなり、6番の嶺井博希選手のほか、9番に打率.385で東都リーグ首位打者となった長曽我部竜也選手が座るなど、打線に切れ目が無い。

 この2チームを追うチームとしては、関西学生リーグの近畿大や東北福祉大を押したいが、近畿大は小出智彦投手の奮闘次第で基本的に投高打低気味のリーグでもあり不安があるほか、東北福祉大はエースが2年生の高橋陽平投手で、その他に城間竜平投手、波多野陽介投手、出口心海投手など1年生が主力となっており、経験という点で不安がある。昨日挙げた上武大や桐蔭横浜大、福岡大の方が可能性があるかもしれない。

 また、ダークホースとしては東農大北海道オホーツクで、玉井大翔投手がリーグ終盤に調子を上げると、サイドスローの福島慎也投手や井口和朋投手など多彩な投手陣が揃い、最小失点で乗り切ってゆけば上位まで進出するかもしれない。また奈良産業大が昨年に続き、庄司力也投手の快投で快進撃を見せるか似も注目したい。

 

 明日はドラフト注目選手編

 

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