明大・柳裕也投手が8回2アウトまでノーヒットピッチング、明大快勝

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 早稲田大と対戦した明治大は、2年生の柳裕也投手が8回2アウトまでノーヒットピッチングを続ける好投を見せた。7-0で早大に2連勝し、明治大が立教大に並び首位を走る。

柳裕也投手

 柳裕也投手は横浜高校出身の2年生右腕で、140km/h前半のストレートの回転が良く、良い時は手も足も出ないピッチングを見せる。この日も最速145km/hの速球と100km/h台のカーブを織り交ぜて、慶応大打線を8回2アウトまでノーヒットに抑える好投を見せた。

 そこでヒットを1本許し、ノーヒットノーランは達成できなかったが、9回を1安打6奪三振5四死球で完封勝利を挙げた。

 柳投手は「内角攻め、緩急を意識した。記録は簡単にできる事ではないんで」と、ノーヒットノーランを逃した事は特に悔んでいない表情を見せた。

 

3年生野手が活躍

 この日は初回に5番を打つ3年生の石井元選手が満塁ホームランを放った。石井選手は履正社高校時代に1つ上の先輩である山田哲人選手以上の長打力を評価され、2年時には4番を打っていた。

 プロ志望はせずに明治大に進むと、新人戦などでは活躍を見せていたもののシーズンではレギュラーとして定着出来ずにいた。今季は一塁手として試合に出場すると、この日大学初ホームランを記録、まだ14打数4安打だが、2ベースヒット2本、ホームラン1本と長打力の高さを見せている。

 また3年生の高山俊選手はこの日も2安打を記録し、今季4試合全てにヒットを放つなど4試合で8安打を記録している。これでリーグ通算89安打となり、今季中にも100安打を達成しそうだ。

 来年はドラフト候補にもなり、4年生としていろいろなプレッシャーもかかってくるだろう。高田繁氏の持つリーグ最多安打記録の127安打に向けて、なるべく今シーズン中に近づいていたい。

 立ち上がりは制球に苦しみ、5回までに4四球。それでも要所を締め、安打を許さなかった。無安打で迎えた8回。神宮がざわつき始めた。2死一塁で、代打・石井。初球104キロのカーブを中前に運ばれ大記録は逃したが「簡単にできるものではないので。機会があればまた挑戦したい」とさらりと言った。女房役の坂本は「内角をしっかり突けていた」と話したように、最速145キロの直球を懐に投げ込んだ。

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