大学野球選手権準決勝、早稲田大は2年前の優勝校・上武大と対戦する。今年の大学チームで屈指の強力クリーンナップ同士の対戦となる。
強力クリンナップ
早稲田大は春のリーグ戦で5本塁打を放ち、今大会でも1本を放っている3番の茂木栄五郎選手と、首位打者となった4番の丸子達也選手、そして3年生で来年のドラフト上位候補に名前の上がる石井一成選手のクリンナップは、他の六大学チームを圧倒した。前後を固める河原右京選手、道端俊輔選手も素晴らしい活躍を見せる。
対する上武大も、リーグ戦で2本塁打、今大会も2本塁を記録している3番の山本兼三選手、リーグ戦で3本塁打に11打点を挙げている183cmの4番・中稔真選手、リーグ戦2本塁打の5番・長沢壮徒選手がおり、2番を打つ2年生の鳥巣誉議選手もチャンスメークをする。
茂木選手は「いい形で優勝したい」と話し、優勝への思いを語った。早稲田大はこれまで、2度日本一に代がいないという。茂木選手は1年時の大学野球選手権で、吉永健太朗投手と共に日本一を経験している。今年優勝すれば早稲田大初の快挙となる。
ドラフト候補としても強力サードの茂木栄五郎選手にはプロも注目している。
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3年前の決勝、亜大戦で決勝打を放ち日本一に貢献した茂木は「(早大では)過去に2度、日本一を経験した代がないらしいので、目指したい」と意欲を見せた。今秋ドラフト候補に挙がる大砲は、初戦の東海大北海道キャンパス戦では特大の右越え本塁打を放つなど好調を維持。「いい形で優勝したい」と力を込めた。
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