2017年の大学野球の展望

斉藤大将, 笠松悠哉, 馬場皐輔, 近藤弘樹, 草場亮太, 小林遼, 高橋礼, 東克樹, 高橋遥人, 嘉陽宗一郎, 宮台康平, 宮本丈, 島田海吏

3月21日~23日 大学日本代表選考合宿(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
4月~ 春季リーグ戦
6月5日~ 全日本大学野球選手権
7月6日~10日 大学日本代表一次合宿(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
7月10日~20日 日米大学野球(アメリカ開催)
8月13日~16日 大学日本代表二次合宿(都内開催予定)
8月17日~30日 ユニバーシアード(台湾)※日程は予定
8月末~ 秋季リーグ戦
11月  明治神宮大会

3月21日から平塚にて大学日本代表選考合宿が行われ、今年のドラフト候補では明治大の斉藤大将投手、富士大の小林遼捕手、奈良学園大の宮本丈遊撃手、上武大の島田海吏外野手などが参加する。ちょうどセンバツの1回戦が行われている期間であり、東大の宮台康平投手といった今年の候補がそれほど参加していないことや、この先のリーグ戦や夏の合宿で視察もできそうなので、プロ球団のスカウトは意外と少ないかもしれない。

2017年大学日本代表候補選手一覧

春のリーグ戦では東京六大学でもこれまでの実績が少ない選手が多い他、東大・宮台康平投手のケガからの復帰状況などをチェックする事になる。投手では先発候補として早大・大竹耕太郎投手、明治大・水野匡貴投手を、またリリーフ候補として早大・柳沢一輝投手、法大・熊谷拓也投手を、スラッガー候補として立大・笠松悠哉選手、慶大・岩見雅紀選手を、そして内野手として立大・熊谷敬宥選手や明大・竹村春樹選手をチェックしたい。

リーグ戦としては昨年は明治大が連覇したが、柳投手が長年エースとして君臨した分、下級生の実績が少なくなっている。しかし2年生、1年生にも素質の高い投手がそろっており、選手層は厚い。立教大もエース・沢田、田村の2枚が抜けた穴は大きく、慶応大の加藤投手の穴は大きい。実績があるのは早稲田大の大竹投手、小島投手だが、やや成績の波がある。法政大はエースの確立が課題、野手は大西千洋選手、小林満平選手とった下級生が良いため、菅野秀哉投手や森田駿哉投手の活躍を期待したい。またはルーキーの鈴木昭汰投手や高田孝一投手も起用されるかもしれない。

2017年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

東都では亜細亜大の左右エースでまだ実績が少ない嘉陽宗一郎投手と高橋遥人投手や北村拓己選手などをチェックし、球速では今年の大学生でトップクラスの中央大・鍬原拓也投手、アンダースローの専修大・高橋礼投手、横から投げる青学大の葛川知哉投手、高校時から注目されている捕手の立正大・小畑尋規選手、スラッガータイプでは日大の太田和輝選手、内野手で国学院大の山崎剛選手をチェックしたい。

2017年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

大学生は地方に逸材が多く、投手では仙台大の馬場皐輔投手、横浜商大の渡辺佑樹投手、岡山商大の近藤弘樹投手、九産大の草場亮太投手、また実績十分の立命館大の東克樹投手などを視察したい。ほかにも逸材が多くいそうだ。

夏の大学野球選手権ではこれらの選手の出場も予想され、目玉選手は不在だが選手探しに多くのスカウトが今年も訪れるだろう。

そして今年は日米大学野球とユニバーシアードの2つが行われる異常事態で、合宿も一次、二次と2回行われる。日米大学野球はアメリカ開催のためスカウトを派遣する球団は多くないと思うが、台湾で行われるユニバーシアードは甲子園の後~U18W杯の前という事でスカウトを派遣する球団もあるだろう。

代表選手にとっては大変な年となる。春のリーグ戦~大学野球選手権~日米大学野球~ユニバーシアード~秋のリーグ戦と続いてゆき、疲労の蓄積が心配される。昨年の宮台康平投手は、秋は故障のため投げられなかったし、佐々木千隼投手や柳投手も秋はかなり疲労が蓄積していた。故障などが心配もされる。選手のケアが重要だろう。

今年は東京六大学や東都で連覇が予想されるようなチームもなく、大混戦が予想される。昨年の大学野球選手権決勝は中京学院大vs中央学院大というフレッシュな対戦となり中京学院大が初優勝、明治神宮大会でも桜美林大が初出場し準優勝をしている。今年も新しいチームが快進撃を見せるかもしれない。

ドラフトでは現時点で1位指名を予想できる選手はいない。地方の大学でどのような選手が出てくるのか、スカウトが探してくるのかがポイントとなる。しかし指名人数は高校、社会人に比べ、少なくなるのではないかと思う。

2017年度-大学生のドラフト候補リスト


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