東大・宮台康平投手がリーグ6勝目、広島、中日など「プロでも通用」

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東大の150キロ左腕・宮台康平投手がこの日、法政大を8安打6奪三振2失点に抑えて完投勝利、リーグ6勝目を挙げた。9球団のスカウトが訪れ、広島・苑田スカウト部長などが高く評価をした。

最速145キロ

宮台康平投手はこの日、球速は140キロ前後だったものの、元々持っていた伸びのあるストレートで、要所を打たせて取ることができた。7回は2アウト1,2塁だったが、法政大の4番・中山翔太選手に145キロのストレートとスライダーで三振を奪いピンチを抑えた。9回8安打6奪三振3四球で2失点、課題の四球も3つに抑えられ、自責点は0、121球を投げ切った完投勝利だった。

打線は法政大投手陣に14安打を浴びせ、宮台投手に今季2勝目、リーグ通算6勝目をプレゼントした。10月5日にプロ志望届を提出して臨んだこの日のマウンドで、しっかりとした投球を見せて結果を残した。「力のある球で勝負しようと捕手と話していた。パワー系の打者には逃げると投球に響く。警戒するからこそしっかり投げることを意識した」と話した。

広島、楽天、中日など高評価

この日は9球団のスカウトが視察に訪れていたが、広島の苑田スカウト部長は「この秋では一番。力みがなくフォームが安定してきた。バランス良く投げているしリズムをつかめている。プロでも十分通用する。評価は上がってます」と話すと、中日・佐藤スカウトも「バランスを意識して投げている。終盤はバテていたけれど、リラックスして安定した投球だった。じっくり体を作れば、球速も上がるでしょう」と話した。

また東北楽天の長島スカウト部長も「持っている能力、素材の高さは認識している。即戦力というより、数年間で体力をつけてというタイプだけど、貴重な左腕」と話した。

京都大から千葉ロッテにドラフト2位で入った田中英祐投手が先日戦力外となった。大学卒だがまずは体力強化とフォーム固めからスタートする必要があるのは、宮台投手も一緒だろう。高い評価で指名される事も期待したいが、すぐに結果を求められる順位ではない方が、宮台投手にとって良いのかもしれない。

宮台投手はドラフト会議について、「リーグ戦が終わってからドキドキしたい」と話した。

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今秋初勝利を挙げた9月16日の慶大戦に続く今秋2度目の完投勝利を挙げ、昨秋に痛めた左肩の不安も一掃。広島の苑田聡彦スカウト部長は「バランス良く投げているしリズムをつかめている。プロでも十分通用する」と太鼓判を押す。26日のドラフト会議まで3週間を切ったが、宮台は「リーグ戦が終わってからドキドキしたい」。まずは02年秋以来、15年ぶりの勝ち点奪取に全力を注ぐ。

昨夏に左肩痛を発症。昨秋から取り組んできた負担の少ないフォームが、ようやくなじんできた。広島・苑田スカウト統括部長が「この秋では一番。力みがなく、フォームが安定してきた。評価は上がってます」と話せば、中日・佐藤スカウトも「安定感が出てきた。じっくり体を作れば、球速も上がるでしょう」と期待を込めた。

10月26日のドラフト会議で指名されて入団すれば、東大出身では2005年に横浜(現DeNA)から9位指名を受けた松家卓弘投手以来、史上6人目のプロ野球選手となる。既にプロ4球団が調査書の記入を依頼。中日・佐藤スカウトは「バランスを意識して投げている。終盤はバテていたけれど、リラックスして安定した投球だった」と評価した。

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