日体大・松本航投手、東妻勇輔投手が好投、巨人など4球団視察

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日体大と明治大がオープン戦を行い、日体大のドラフト1位候補、松本航投手と東妻勇輔投手がそれぞれ好投を見せた。この日は4球団のスカウトが視察し、巨人のスカウトが評価をしている。

ドラフト1コンビ好投

日体大のドラフト1位候補コンビ、この日は東妻勇輔投手が先発をすると、最速146キロを記録し、3回をノーヒット無失点の抑える好投を見せた。特にスライダーのキレが良く、2つの三振を奪った。

初回の先頭打者にいきなり四球を与えたものの、それ以降は完璧に抑えた。「沖縄から帰ってから初戦だったので最初は抜けていたけど、修正できた。真っすぐが走っていないと思い、使った変化球がよかった。8割ぐらいできあがっている、抑えられたのは自信になる。」と話した。

そして4回からは松本航投手が登板すると、こちらも145キロの速球にツーシーム、カットボールなどで3回をパーフェクト、28球で抑え込んだ。「球の切れが増したのを実感した。いろんな変化球も試せた」と話し、抜群の安定感を見せている。

この日のピッチングを4球団のスカウトが視察し、巨人の井上チーフスカウトは「この段階でスピードと切れが違う。力的には素晴らしいものがある」と評価した。

日体大投手陣は、2年生の森博人投手も7回をノーヒットに抑え、3投手で8回1アウトまで明治大をノーヒットに抑えた。その後、2点を失ったものの4-2で勝利、投手陣に抜群の安定感を見せた。昨年秋の王者は今年も強い。

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先発した東妻はスライダーが切れ、2奪三振。2番手で登板した松本は最速145キロをマークし、直球、変化球ともにキレ良く、完璧に抑えた。東妻は「真っすぐが良くなくても、抑えられたのは自信になる」とコメント。松本は「ピッチャーはたくさんいますので、チーム内の競争に負けないように」と話した。

4回から2番手で登板した松本は3イニングをわずか28球でパーフェクトに抑えた。140キロ台前半の直球、ツーシーム、カットボールを駆使し「球の切れが増したのを実感した。いろんな変化球も試せた」と手応えを口にした。昨秋の神宮大会を制した同校は、今季も春、秋と全国制覇を狙える戦力を誇る。

4球団が視察し、巨人・井上チーフスカウトは「この段階でスピードと切れが違う」と絶賛だった。 

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