明大3年・伊勢大夢投手が完封勝利、148キロ速球で慶大を3安打

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東京六大学の優勝を争う慶応大vs明治大の2回戦が行われ、明治大3年の150キロサイドハンドの伊勢大夢投手が3安打完封で勝利した。優勝の行方は次週以降に持ち越しとなる。

148キロ

伊勢大夢投手は182cmのサイドハンドの投手で、150キロの速球を記録する。九州学院高校出身で高校時代は変化球で打ち取る投手だったが、大学で球速を伸ばし150キロを記録、この春はオープン戦から好投を見せていた。

この日も最速148キロを記録した力強い球を投げ、慶応大打線を3安打7奪三振で完封、これで今季は3勝0敗、防御率1.67となった。

優勝を争う両チーム、慶応大はこの日勝利すれば優勝が決定する試合だったが、伊勢投手は、「目の前で優勝されるのは絶対にイヤだった。絶対に負けられない。どうにかして勝つ、という気持ちだった」と話し、見事なリーグ戦初完封だった。

気持ちの強さも含めて、来年のドラフトでは同じく3年生の154キロ右腕・森下暢仁投手と共に注目されそうで、再びドラフト1位指名が同じ年に複数人出てくるかもしれない。

優勝争い

今日は3回戦が行われるが、明治大が勝利すれば、次週の法政大戦での優勝に王手をかける。慶応大が勝利すれば、次週の明治大の結果、そして早慶戦での結果次第で優勝が決まる。

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最後の打者を遊ゴロに打ち取った伊勢は、右拳を力強く握った。負ければ目の前で慶大の秋春連覇が決まる一戦で、散発の3安打完封。三塁も踏ませない圧巻の投球を披露した。「目の前で優勝されるのは絶対にイヤだった。絶対に負けられない。どうにかして勝つ、という気持ちだった」と汗を拭った。

九州学院出身の3年生右腕。同学年でライバルでもあるエース・森下暢と先発の一角を担い、4月22日の東大戦でリーグ戦初勝利を挙げて勢いに乗った。「神宮に慣れてきた」と、この日は制球も良かった。憧れのOB・柳(中日)らの姿を思い浮かべ、「完封してやる」と散発3安打で3勝目を飾り、自力優勝へ道をつないだ。

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