東都リーグ表彰、伊藤裕季也選手MVP、中大・五十幡亮汰選手はベストナイン

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東都リーグはMVPなど各賞とベストナインを発表し、横浜DeNAにドラフト2位で指名された立正大の伊藤裕季也選手がMVPに選ばれた。また千葉ロッテドラフト5位の亜細亜大・中村稔弥投手が最優秀防御率に輝き、ベストナインでは楽天ドラフト7位の小郷裕哉選手や、日本トップクラスの足を持つ五十幡亮汰選手(2年)などが選出された。

伊藤選手MVP

MVPには予想通り、立正大の伊藤裕季也選手が選ばれた。伊藤選手はこの秋、。成績だけを見ると打率.244、ホームラン2本、打点は8とそれほどの成績ではない。しかし、勝たなければ優勝が消える中央大との試合で8回に決勝の2ランホームランを放つと、優勝決定戦となった駒澤大戦で2回に先制のソロホームランを放った。主将としてチームを引っ張り、二塁手としてそつなくプレーをしてリーグ優勝に貢献した。

そして伊藤選手は明治神宮大会でも九州共立大戦で0-0の7回に勝ち越しの2ランホームランを放つと、決勝の環太平洋大戦でも8回に勝ち越しの2ランホームランを放ち見事に優勝を果たした。全国最高レベルと評価される東都リーグの価値を高める功績を残した。

伊藤選手は「リーグ優勝したときは、最高殊勲選手となったことをほとんど意識していなかった。今、改めて東都でやったことが評価された」と話し受賞を喜ぶとともに、プロでも「日本一になって、あの喜びを味わいたい」と話した。

他には最優秀投手と敢闘賞に駒大の辻本宙夢投手、首位打者に国学院大の捕手・横井佑弥選手(打率.375)、最優秀防御率に千葉ロッテにドラフト5位で指名された亜細亜大の中村稔弥投手(防御率0.96)が選ばれた。

またベストナインは次の通り
投手  亜細亜大・中村稔弥(4年)千葉ロッテドラフト5位
捕手  立正大・木下朗(4年)
一塁手 駒澤大・岡田耕太(4年)
二塁手 立正大・伊藤裕季也(4年)横浜DeNAドラフト2位
三塁手 中央大・内山京祐(2年)
遊撃手 中央大・牧秀悟(2年)
外野手 立正大・小郷裕哉(4年)東北楽天ドラフト7位
    中央大・五十幡亮汰(2年)
    国学院大・工藤陽平(4年)

中央大は最下位となったものの、2年生3選手がベストナイン入りし、中学時代に陸上の短距離で日本一となり注目されている五十幡亮汰選手が、打率.342でリーグ2位となり、再来年のドラフト会議に向けて指名の可能性が高まってきている。肩も強い選手で俊足外野手として今年の近本選手のように高い評価がされていくかもしれない。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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