早稲田大が始動、5球団スカウトが視察

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早稲田大野球部が1月5日に初練習を行い、小宮山新監督のチームが始動した。この日は5球団のスカウトが視察に訪れた。

鳥谷世代目指す

早稲田大はこの日、小宮山監督のチームが始動、いきなりの厳しいメニューで、「やる気がないなら立ち去れ。覚悟を決めてくれということです」という厳しい方針を示し、「終わって笑うのはいいが、トレーニング中に笑っていて得られるものはない」とトレーニング中に選手が笑顔を見せた事についてカミナリを落とした。

小宮山監督は鳥谷敬選手、青木宣親選手などがいて4連覇を達成した2003年のチームを理想としており、「まったくスキがなかった。その雰囲気にチームを持っていけるか」と、まずは引き締まったチームを作っていくことを目指している。

この日は5球団のスカウトが視察に訪れ、小宮山監督への挨拶などを行うとともに、今年のドラフト注目選手の動きなどを確認した。今年は主将の加藤雅樹選手が早稲田実時代から注目される左のスラッガーで、他にも遊撃手の檜村篤史選手、捕手の小藤翼選手なども高校時代から注目されている。また今年3年生になる早川隆久投手と今西拓弥投手は来年の注目左腕投手になりそうだ。昨年はエースの小島和哉投手が千葉ロッテに3位で指名され、今年、来年もプロ野球選手の誕生が期待される。

厳しさを見せた小宮山監督だが「タレントはそろっている」と期待も高い。鳥谷選手や青木選手のように、プロでも大活躍のできる選手としてこの1年を大切にプレーして欲しい。

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今秋ドラフト候補の主将・加藤は5球団のスカウトが見守る中で汗を流し「初日から走るとは…、きつかったけど引き締まった」と背筋を正していた。

早大史上、最強との呼び声高い時代を手本にする。鳥谷敬(現阪神)、青木宣親(現ヤクルト)らを擁した2年間、4季連続で六大学の頂点に立った。「まったくスキがなかった。その雰囲気にチームを持っていけるか」と小宮山監督は言う。

メジャー経験者で初の東京六大学野球監督として注目されるが「(メジャーなどで)得たものは能力の高い選手には必要だと思うし、提示する。ただ、まずは早稲田大学の野球部とはどういうものか、これを知らないで卒業することがないように伝えていきたい。緊張した雰囲気の中でやっていきたい」と方針を説明した。

午前中はボールを使わず、ランニングや強化中心のメニューを行ったが「やる気がないなら立ち去れ。覚悟を決めてくれということです」と厳しさを前面に押し出した。午後からは、ブルペンで直接指導を行う姿も見られた。

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