大商大・大西広樹投手が阪神2軍5回2安打4奪三振、ソフトバンク、巨人など7球団視察

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大商大が阪神2軍と対戦し、プロ注目の148キロ右腕・大西広樹投手が5回2安打4奪三振無失点の投球で、阪神先発のメッセンジャー投手と互角の投げ合いを演じた。この試合には阪神の他、巨人、福岡ソフトバンクなど7球団のスカウトが視察した。

まとまった投球

大西広樹投手は大商大高校から大商大に進み、1年時から活躍を見せている。174cmとそれほど上背はないが最速148キロの速球を投げ、タイミングを外すフォームや変化球などを織り交ぜた巧みな投球を見せる。

この日は1軍メンバーの混ざった阪神2軍、先発はメッセンジャー投手だった。6回を無失点で投げた球界を代表する右腕に対し、大西投手も5回を投げて内野安打2本に抑え、4三振を奪う好投で無失点に抑えた。最速は144キロだった。互角の投げ合いを見せたが、阪神打線には江越選手、北條選手、陽川選手などの強打者も混ざっており、大西投手はこの3人からフォークなどで三振を奪った。

大西投手は「フォークが1個上に行くだけで持っていかれる。まだ磨くところがある」と話したが、投げ合ったメッセンジャー投手は「スピードを変えたり変化球を交ぜて阪神打線を抑えていた。すごくいい仕事をしていたね」と賛辞を贈った。

この日は阪神のスカウトの他、巨人、福岡ソフトバンクなど7球団のスカウトが視察に訪れた。阪神の渡辺スカウトは「1軍クラスの選手との対戦を経験して、今日のピッチングを自信にしてほしい。変化球もいいし、コントロールもまとまっている。これからリーグ戦も始まるし、見させてもらおうと思います。」と話し、まとまった投球を評価した。

試合は大商大投手陣が粘るを見せ0-1で阪神に敗れるも、高い投手力を見せた。リーグ戦でも大西投手、181cm左腕の橋本侑樹投手などの投球が注目される。

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「スピードを変えたり変化球を交ぜて阪神打線を抑えていた。すごくいい仕事をしていたね」。そう絶賛したのは相手先発、大西広樹投手(3年=大商大高)だ。プロ注目の最速148キロ右腕は5回を内野安打2本のみで無失点。1軍メンバーの北條、陽川からフォークで空振り三振を奪うなど4奪三振の力投だった。

バックネット裏には、複数球団のスカウトの姿も。阪神・渡辺スカウトは「変化球でカウントが取れていた。1軍を経験している選手もいるなかで2安打。きょうの投球を自信にしてほしい。リーグ戦も始まるので、見させてもらおうと思う」と、今後も動向を注視していくことを明言した。

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