152キロ右腕・山崎伊織投手が松本航投手初勝利日に東海大を王者に導く

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東海大の3年生で最速152キロの速球を投げる山崎伊織投手が、8回5安打無失点の好投を見せてリーグ戦優勝に貢献した。この日は明石商の先輩・松本航投手がプロで初勝利を挙げた。

先輩の初勝利の日に、東海大を優勝させる

山崎伊織投手は明石商に入学すると、3年生に大エースとして松本航投手がいた。しかし、松本投手が首都大学リーグの日体大に進学すると、山崎投手も同じリーグの東海大に進学をした。

日体大の松本投手は首都大学リーグで30勝を挙げる偉大な記録を残し、王者・東海大が君臨していたリーグ戦で覇権を手にしていた。そして昨年のドラフト1位で埼玉西武に単独1位指名され、プロ1年目はやや出遅れたもののこの日、プロデビュー戦でプロ初勝利を挙げた。

そしてこの日、東海大は筑波大と2回戦を戦い、東海大3年生になって152キロを記録した山崎投手が2戦目の先発に起用されると、常時140キロ中盤の圧巻の投球を見せ、筑波大を8回5安打無失点に封じた。最後は同学年の155キロリリーバー・小郷賢人投手が1回をノーヒットに抑え、リーグ通算72度目の優勝を果たした。山崎投手は「同じ日に初勝利と優勝。松本さんにもおめでとうございますと言いたいです」と話した。

日体大出身の松本投手にとってみればやや複雑かもしれないが、明石商はセンバツでもベスト4入りし、また後輩も大きく成長をしている。来年のドラフト会議ではこの山崎投手はドラフト上位候補となりそうで、また明石商の来田涼斗選手と中森俊介投手もドラフト1位候補になってくる可能性が高い。日体大に進んだ松本航の後継者・吉高壮投手も成長が見込まれ、来年は明石商の年になるかもしれない。

まずは今年の大学野球選手権で、152キロの圧巻の投球を見せて、来年の上位候補の位置を確定させたい。

東海大はエースで4年生の150キロ右腕・原田泰成投手がやや抑え気味なのか、あまり名前が挙がってこないが、大学野球選手権ではリミッターを外してくるかもしれない。また、捕手の海野隆司選手はプロでもトップクラスではないかとみられる強肩があり、今年のドラフト上位候補として大勢のスカウトが見ている。

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8回5安打無死点の山崎は「むちゃくちゃうれしい。野手も守ってくれて、リズム良く投げられた」と感謝した。高校の2年先輩の西武・松本航もプロ初勝利をマーク。「同じ日に初勝利と優勝。松本さんにもおめでとうございますと言いたいです」と喜んだ。

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