筑波大の151キロ左腕・佐藤隼輔投手が始動、生粋の公立出身ドラフト1位へ

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筑波大の151キロ左腕・佐藤隼輔投手がこの日始動した。

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小学校から大学まで公立

佐藤隼輔投手は宮城の広瀬中学校から公立の仙台高、筑波大に進み、高校で最速144キロの左腕投手に成長すると、大学では151キロを記録し12球団が注目する投手となった。「実力を発揮してドラフト1位で指名されるように。」と今年のドラフト会議で1位指名されることを目標とし、「子どもたちに公立でも上のステージまでやれるという存在になれたら」と話した。

佐藤投手は筑波大で1年生の秋に3勝0敗、防御率0.00という驚異的な投球で防御率1位となった。まだ下級生ということもあり、川村監督も1試合の球数制限を設定して起用していた。2年時も春に2勝3敗、秋には3勝1敗で防御率0.47の成績を残した。昨年は左肘の状態を見ながらの登板となり、秋のリーグ戦は0勝0敗も防御率0.56と、安定した投球を見せている。

佐藤投手の特徴は140キロ中盤の球に伸びがあり、その球を低めにもインコースにもアウトコースにも投げわけられる。高校時代からそのピッチングスタイルが評価され、高校時にはすでに10球団以上が注目し、ドラフト上位候補に挙げたスカウトもいたほどだった。

大学でリーグ通算22試合に登板して8勝4敗、防御率は1.07。今年は故障なくエースとして投げ切ることができれば、ドラフト1位指名は間違いなさそうだ。昨年に早川投手、鈴木投手など大学生左腕が注目されたが、今年もこの佐藤投手と法政大の山下輝投手が大いに注目されることになる。

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ドラフト1位指名を受ければ、同じ筑波大から96年にオリックス入りした杉本友投手以来、史上2人目。小学校から大学まで公立校に通った公立の星は「子どもたちに公立でも上のステージまでやれるという存在になれたら」と目を輝かせた。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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