花巻東・大谷翔平投手にドジャースが接触へ!日本は6球団が1位指名も

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 花巻東・大谷翔平選手がプロ志望届を提出し、プロ球団との面談が解禁となった。そして今日20日にさっそくドジャースが、ホワイトGM補佐とエーシー興梠アジア部長が来日し、小島スカウトとともに花巻東を訪問して佐々木監督に獲得の意思を伝える。

 ドジャースはアジアでの選手獲得に力を入れる方針を決めており、小島スカウトが大谷翔平投手の獲得に向けて常に顔を出しており、先日、大谷投手がプロかメジャーを希望する決断をした時にも花巻東を訪れていた。

 日本のプロ球団が動く前に先制して獲得を目指す。しかし、日本勢も黙っていない。こちらもつねに顔をだしている北海道日本ハムの他、横浜DeNA、東北楽天も大谷翔平選手を1位指名候補に入れて獲得を狙っている。多ければ6球団が1位指名の可能性があるとスポニチも伝えている。

 プロ志望届を出している以上、もし大谷翔平選手がメジャーを希望したとしてもドラフト会議で指名する事ができ、交渉権を獲得したらその球団が3月末まで交渉する事ができる。大谷投手がどんな決断を下すのか、そして、もしメジャーを希望したとき、日本の球団はどのような動きをするのか、成り行きが注目される。

 本格的に幕を開けた日米球団による大谷争奪戦。ドジャースの動きは早かった。プレーオフ争いが佳境を迎えている中、ホワイトGM補佐とエーシー興梠(こおろぎ)アジア部長がきょう20日に来日し小島圭市極東担当スカウトとともに、そのまま岩手に直行する。大谷本人は面談に同席しないが、佐々木監督に獲得の意思を伝え、育成プランなどを説明する。

 

 大谷には国内球団のほか、レンジャーズ、レッドソックスなどメジャー5球団が興味を示しているが、最も熱心なのがド軍だ。小島スカウトが1年時から、ほぼ全試合の登板を密着マーク。ホワイトGM補佐も今年3月に来日し、大谷が登板した練習試合を視察している。昨季のサイ・ヤング賞左腕カーショー、本塁打と打点2冠王のケンプらを発掘した同GM補佐は本紙の取材に「彼の将来は非常に明るい。アメリカでもトップランク」との評価を下していた。

 

 国際部門のスカウティングを強化しているド軍は、将来のエース候補として既に大谷獲得の方針を決定。長期的なプランで育てる考えで、そのための態勢も整えている。ド軍は昨年、熊本・文徳の高野一哉投手(18)と、球団史上初めて日本の高校生と契約。今季はルーキーリーグに所属したが、マイナーでは異例といえる専属通訳をつけ、生活面でもサポートしている。球団関係者によると、大谷にも専属通訳をつける方針という。

 投打ともに超高校級といわれる花巻東・大谷は、国内は全12球団が現時点で指名リストに残している。その中でも熱心に調査を重ねているのは、日本ハム、DeNA、楽天。日本ハムは栗山監督が解説者時代から大谷を何度も取材しており、その潜在能力を高く評価している。

 

 今季も吉川や中村ら高卒の若手投手が台頭しており、若手の育成プログラムにも定評がある。DeNAは既に1位指名候補を大谷のほか、東海大の菅野智之、亜大の東浜巨投手(なお)、大阪桐蔭の藤浪晋太郎の4投手に絞り込み、いずれも即戦力と位置づけている。また、東北を本拠とする楽天は大谷の打者としての素質も買っている。

 

 そのほかの球団も虎視眈々(たんたん)と獲得を狙っており、最終的には5、6球団が1位指名する可能性がある。

  同校OBの菊池(西武)に憧れ、花巻東に入学した。プロ野球選手になることが目標だったが、同時にメジャー挑戦の夢も抱き続けていた。菊池も日米球団の争奪戦に発展したが、最終的には日本を選択。偉大な先輩と同じ境遇に立ち「メジャーリーグは入学当初から行ってみたいなという気持ちがありました。自分の中では凄い魅力的な場所。プロ野球も素晴らしい場所だと思いますし、どちらにも凄い魅力があるので今は凄い悩んでいます」と揺れる胸中を明かした。

 

 甲子園には2年夏、3年春と2度出場。今夏は岩手大会で高校生史上最速の160キロもマークし、先月8月からは日本代表の一員として韓国での18U世界野球選手権に参加した。「高いレベルで刺激になった」と、藤浪(大阪桐蔭)ら同年代のライバルはもちろん、米国や韓国など他国の選手のプレーは自身の進路を決める上で、大きな判断材料になった。

 

 高校通算56本塁打を放つなど、打者としての評価も高いが、投手1本で勝負する気持ちは強い。19日にプロ志望届を提出。ドジャースなど獲得に本腰を入れるメジャー球団も多く、今後は日米球団との面談にも臨む。「マイナーリーグからはい上がってメジャーに行くことも魅力だと思いますし、(国内プロ球団に行っても)最終的には絶対にメジャーに挑戦したいという思いはあります」と、野球人としての究極の夢はメジャーで変わらない。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。

 ドジャースは近年、日本のアマチュア選手獲得に力を注いでいる。

 07年オフには亜大の右腕ブースとマイナー契約。10年オフには明大の左腕・西嶋、熊本・文徳の右腕・高野とマイナー契約を結んだ。3選手ともドラフト候補だったが、指名漏れを受けて契約した。今回、大谷がメジャー行きを選択した場合ドラフトで国内球団が強行指名することは確実。その場合、指名球団が来年3月31日まで交渉権を持つため、メジャー球団は期限切れを待って入団交渉を行う見込みだ。

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