2年目の選手に注目が集まる、広島・高橋昂也投手、アドゥワ誠投手、西武・中塚駿太投手など

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キャンプでは今年2年目となる選手達に注目が集まっている。広島の高橋昂也投手やアドゥワ誠投手は、セリーグ優勝打線を相手に好投を見せ、スタンドを沸かせた。他にも巨人・畠世周投手、DeNA・京山将弥投手、阪神・大山悠輔選手、ヤクルト・梅野雄吾投手、埼玉西武・中塚駿太投手、東北楽天・田中和基選手、オリックス・山岡泰輔投手などが注目された。

スタンドを沸かせた高橋投手、アドゥワ投手

広島カープの日南キャンプでは高橋昂也投手が菊池選手、丸選手などとシート打撃で対戦し、丸選手はストレートで見逃し三振に、菊池選手にはフォークでサードゴロに打ち取り、打者13人を2安打に抑えた。また、アドゥワ誠投手も田中選手にはエラーで出塁を許したが、続く菊池選手をセカンドゴロ、丸選手をレフトフライに打ち取り、松山選手からはカーブで空振りを奪うなど、打者10人を1安打に抑えた。

昨年から練習してきた緩いカーブやチェンジアップなども有効に使う事ができ、「低めに強い球を投げられた。主力の選手と対戦できたのはいい経験になる」と話した。高校卒2年目の二人の好投にスタンドも沸いた。

2年目選手に注目

巨人・畠世周投手、オリックス・山岡泰輔投手、東北楽天・田中和基選手、阪神・大山悠輔選手は1年目から実績を残しているが、畠投手は昨年6勝を挙げ、菅野に次ぐエース候補と期待されているが、この日は臨時コーチの松井秀喜氏と対戦し、インコースに力強いボールを投げて松井氏からナイスボールと評価された。

山岡投手は今年のキャンプでは投手陣で一番最後にブルペン入りをし、捕手を座らせてストレートのみ30球を投げた。昨年はキャンプ2日目から投球練習を続けて1500球近くを投げたが、仕上がりが早すぎたという。今年は「紅白戦も入ってくるのでそこから逆算して」とブルペン入りを遅くした。やや心配していた福良監督だったが、「もう出来てたんとちゃうかな。あいつは独特なものがあるからな」と話し、信頼して仕上がりを待つ。

東北楽天の田中選手は、ドラフト1位ルーキーの近藤弘樹投手と対戦し、両翼100mにさらに20mの防球ネットを越える推定145mの特大弾を放った。この打球に視察していたオリックスの依田スコアラーは、「もともと持っている身体能力は高い」と警戒した。阪神の大山選手もシート打撃で3安打を記録し、金本監督も「実戦力が高いというか対応力というか。右へ打ったり変化球も打ったよね。いいものをサッと実戦で出せるのが彼のいいところ。」と評価、さらに視察していた侍ジャパンの稲葉監督も「大山選手ですね。ライト前に追い込まれながら打つ。いいものを見せてもらった」と話した。

期待の選手達

また今年期待の選手も光った。横浜DeNA・京山将弥投手は、この日のシート打撃から1軍に合流すると、最速145キロを記録したストレートなどで、細川成也選手など3人から三振を奪い、8人に対して1安打3奪三振の好投を見せた。同期の細川選手に対しては「細川にだけは打たれたくなかった」と話し、昨年1軍で華々しいデビューをした同学年に負けないアピールを見せた。

ヤクルト・梅野雄吾投手も期待される。昨年は154キロを記録するまで成長し、8月には1軍の試合で先発も経験した。3回5失点と満足する成績ではなかったが、「昨年は波があった。フォームを固めて全部ベストボールを投げられるように」と進化を見せている。

埼玉西武・中塚駿太投手は参加する1軍キャンプで打撃投手を務め、木村、源田、外崎を相手に43球を投げて23スイング中ヒット性のあたりは5本だった。20球を見逃されるなど制球の課題はまだあるものの、木村選手は打球がゲージからなかなか出ないほど詰まらされ、「球が強い。パワーカーブはほとんどボールだったけど、ゾーンに来ればよいと話し、外崎選手も「ゆったりしたモーションで、最後だけ速いので刺される」と評価をした。辻監督も「大いに期待しています」とリリーフとして起用できる投手になることを期待した。

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5投手が登板したシート打撃の1人目だったアドゥワは、いきなり広島の攻撃の顔「タナキクマル」を迎えた。田中をチェンジアップで二塁へのゴロに打ち取ると(二塁手が後逸)、続く菊池も二塁ゴロ。丸は左翼飛に仕留めた。さらに松山をブレーキの利いた外角カーブで空を切らせた。

金本監督は大卒2年目の成長に大満足。「実戦力が高いというか対応力というか。右へ打ったり変化球も打ったよね。いいものをサッと実戦で出せるのが彼のいいところ。いきなり変化球とか、なかなか難しいと思う」。一般に、野手より投手の方が調整で上回っている時期。そこで少々我慢してでも使い続けたい-と評した23歳が躍動したことに目を細めた。

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