相次ぐトレード、阪神・石崎剛投手と千葉ロッテ・高野圭佑投手トレードへ

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阪神の5年目右腕・石崎剛投手と、千葉ロッテの4年目右腕・高野圭佑投手の交換トレードが合意に達したと報道があった。響にも正式発表される模様で、場合によっては複数人のトレードとなる可能性もある。

社会人出身投手

阪神の石崎剛投手は新日鐵住金鹿島で151キロの速球を投げ、2014年のドラフト会議で2位で指名された。リリーフとして2017年には26試合に登板したが、今年はわずか2試合の登板だった。

千葉ロッテの高野圭佑投手は、JR西日本から2015年のドラフト7位で千葉ロッテに指名された。1年目に14試合、昨年は17試合に登板したが、今年は2試合の登板のみだった。共に社会人出身の投手で、150キロを超すストレートを武器にリリーフとして登板している。同じ右腕投手でもあり、双方の球団がポジションのバランスを考えたのではなく、登板機会が少なくなっている中で、環境を変えるようなトレードとなる。

ただし、トレードには他の選手も絡めてくる事もあり、複数人同士のトレードとなる可能性もある。

相次ぐトレード

6月28日に巨人と日本ハムの間で、吉川光夫投手、宇佐見真吾捕手と鍵谷陽平投手、藤岡貴裕投手のトレードが行われ、7月2日には広島と楽天の間で、下水流昂選手と三好匠選手、中日とオリックスの間で、松井雅人選手、松井佑介選手と松葉貴大投手、武田健吾選手のトレード、そしてモヤ選手のトレードが行われた。

巨人-日ハムのトレードは上沢投手が故障で長期離脱となった日本ハムが先発で実績のある投手を希望し、また手薄となっている捕手を希望したとみられ、巨人は左で力があり、セリーグ球団は初となる藤岡投手と、澤村投手の後輩となる中央大出身のリリーバー・鍵谷投手を指名した。

広島-楽天のトレードは、内野手と外野手のトレードではあるが、共に右バッター。7年目、8年目という事もあり、長い間、1軍2軍を行き来する所からの脱出を期待するものと言える。中日-オリックスのトレードは、野手の補強が急務だったオリックス・福良GMが野手を求め、実績のある二人の松井選手を指名し、中日は左の先発候補として松葉投手と、また俊足でまだ25歳と若く可能性のある武田選手を指名した。

セリーグは巨人、広島、中日、阪神が、パリーグは東北楽天、日本ハム、オリックス、千葉ロッテが実施をした。トレード期限は7月31日まで、トレードによって選手の危機感が高まったり、新しい風を持ってくる事もあり、横浜DeNAと東京ヤクルト、福岡ソフトバンクと埼玉西武もトレードを模索しているかもしれない。

球団は有事に備えて開幕後も常に他球団の選手調査を継続。交流戦後もパ・リーグを中心に担当者を派遣していた。2日からは2日連続でこの日もロッテの2軍戦が開催されていた浦和球場に担当者が視察に訪れていた。

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