高校野球茨城大会ではこの日、145キロ右腕・佐賀史宗投手を擁する、つくば国際大東風が出場したが、龍ヶ崎一に1-8で敗れた。佐賀投手は3年間について語った。
145キロで調子崩す
佐賀史宗投手は178cmの右腕投手で、もともと力のある投手だったが、この春に最速145キロを記録して注目されるようになった。しかしその中で、桜庭監督が「145キロを出してから歯車が狂った」と話し、球速を求めてフォームを崩すと制球に苦しむようになり、またこの日も最速138キロと球速も出なくなっていた。
「ダメなところを直そうとしたけど結果がついてこなかった。悔しいです」と話した佐賀投手、不調のままで夏を迎えたこの日、2回に制球を乱して5失点をし、味方のエラーも重なって8回まで8点を失った。
それでも佐賀投手は、「生きてきた中で一番楽しかった。信じてきた仲間とやれてよかった」と話す。佐賀投手は今後も野球を続けるとのことで、大学、社会人でその投球を見せてくれるだろう。
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【茨城】つくば国際大東風・佐賀、145キロ見せられぬまま散る : スポーツ報知 2017/7/10
桜庭裕也監督(44)が「145キロを出してから歯車が狂った」と語るように、春大会以降は調子が上がらなかった。球速を追い求めるあまりフォームを崩した。この日の最速は138キロ。ズレが最後まで戻ることはなかった。
つくば国際大東風の145キロ右腕、佐賀散る/茨城 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2017/7/10
佐賀は試合後、「信じてきた仲間とともに高校野球ができて楽しかった。やってきてよかった」と涙を浮かべながら話した。
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