真颯館・高木渉選手がホームラン、オリックスが4人態勢など11球団視察

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高校野球福岡大会では、真颯館で投打にプロが注目している高木渉選手が、逆転ホームランを放ちチームに勝利を導いた。高木選手は朝倉市出身で、水害の被災地への思いも語った。

高校通算27号

高木渉選手は投げては最速146キロを記録し、打っても高校通算26本塁打、そして50m5秒台の足があり、打撃、肩、足で高い能力を持つ選手として、プロが注目している。この日の真颯館vs宗像の試合には、11球団のスカウトが集まり、高木選手のプレーに注目した。

高木投手は昨年秋に肩を痛め、今年は外野手としてプレーする。この日、チームは5回まで宗像に抑えられ、0-1と勝ち越しを許していたが、6回2アウト2塁の場面で高木選手が、右中間に推定飛距離125mの高校通算27号ホームランを放ち逆転、チームはその後10点を奪い勝利した。

また8回からは、今年の公式戦初となる登板をし、1回を無失点に抑えた。登板した事について高木投手は「まだ怖い」と本来の投球ではなかったが、復活への一歩を踏んだ。

11球団スカウト視察

この日は11球団18人のスカウトが視察に訪れた。中でもオリックスは長村球団本部長以下4人で視察をしている。真颯館の末次監督は、自由ヶ丘高校の監督時代に武田健吾選手(オリックス)を育てたが、高木選手の方が「全然上」と話しており、縁があるのかもしれない。

◎オリックス・長村球団本部長:「しっかり振れている。し、しなやかさがある」

◎巨人・武田スカウト:「逆方向にも打てるセンスがある」

◎東京ヤクルト・松田スカウト:「ウチで言うとタイプは坂口のような、広角に長打も打てるバッター」

◎福岡ソフトバンク・福山アマスカウトチーフ:「センスがあってスイングの形がいい。振り出しからインパクトまでセンスを感じる」

◎中日・三瀬スカウト:「リストが強くイメージするより打球が飛んでいる。バットの角度や入りもよく、タイミングを取るのがうまい」

◎阪神・田中スカウト:「本塁打は何本か見たが、とてもいい打者だと思う」

バットが柔軟に出て広角に打て、それでいてパワーもあるという評価で、アベレージも残せる打者という評価だった。

朝倉市出身

高木選手は福岡県朝倉市の出身、現在は北九州市の高校の寮に住んでいるが、地元の水害の被害について「自分たちが活躍して、少しでも朝倉の人たちに元気になってもらえれば、と思って必死にやりました」と話した。

高木選手の活躍が、いろいろな人に希望や勇気を与える。プロに入ってもそういう選手になっていきそうな感じがする。

朝倉を「元気に」弾 高木  スポーツ報知紙面 2017/7/10

本来は投手。昨年秋に右肩を痛めて外野手登録だが、8回からは今年公式戦初となるマウンドも踏み無失点に抑えた。「まだ怖い」と完全復活とはならなかったが、最後の夏の初戦はバットで勝利に導いた。

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