横浜高が勝利、1年生・度会隆輝選手が活躍、長南有航選手、万波中正選手にヤクルト評価

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横浜高校が今夏初登場し、9-0で勝利した。1年生の度会隆輝選手が活躍を見せ、長南有航選手が本塁打を放った。万波中正選手も2安打に好捕と動きの良さを見せた。

長南選手にプロ注目

4番で出場した左の大砲・長南有航選手はこの日、6回にダメ押しとなる3ランホームランを放った。逗子の投手は横浜高校を徹底研究し、スローカーブなどで打者を崩しにかかり、横浜高校打線も5回まで2点に抑えられていた。しかし、長南選手は、「崩されることなく、スローボールを狙っていた」と話し、そのスローボールをしっかり待って思い切り引っ張り、ライトスタンドに運んだ。高校通算22本としている。

またこの日は、背番号13をつけてベンチ入りしている万波中正選手も出場すると、2安打を記録、復活気味と言われていた打撃でまずは結果を残した。また守備でもセンターで出場し、大きな当たりを背走して捕球するなど、動きの良さを見せた。

この日は東京ヤクルトが、伊東編成部長以下3人態勢で視察、斉藤宜之スカウトは長南選手について「しっかり振れるのが魅力」と話し、母校の後輩の打撃を評価すると、伊東部長は万波選手について「シフトを敷かれるなど対策をされても、その上を行くバッティングをしてくれる」と評価した。

注目1年生

また横浜高校は1年生の度会隆輝選手も活躍した。

度会選手は、父の度会博文氏がヤクルトで活躍した元プロ野球選手で、度会選手もU15代表に選出されたほか、テレビ番組でも巧みな打撃を見せて中学時代から注目されると、横浜高校では平田監督に、「打撃の技術が天才的」と評価されていた。

この日は2番で起用されると、3回に内野安打、6回にはライト前にヒットを打った。「この程度で満足してはいけない。一つ一つのプレーで先輩に認めてもらえるように頑張りたい」と話し、着実に成果を残して信頼を獲得していく。

度会選手についてもヤクルトの斉藤宜之スカウトは「打撃センスがある。小学生の時から見ているが、順調にきているなという感じですね」と継続して注目していることを明らかにした。父と同じくヤクルトでプレーさせたい選手だろう。

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この日は鋭いスイングで2安打し、復活ぶりをアピール。3人態勢で視察したヤクルト・伊東編成部長は「シフトを敷かれるなど対策をされても、その上を行くバッティングをしてくれる」と大絶賛。守備でも、3回にあわや中越えの長打という大飛球を俊足を飛ばして背走で好捕。攻守に潜在能力の高さを見せつけた。「とにかく優勝するしかない。チームの勝ちにフォーカスしていくだけです」と万波。

ヤクルトで活躍した博文氏(46=球団職員)を父に持つ。東海大相模の同じ1年・西川とは佐倉シニアで主軸を組んだ間柄だ。本職は二塁だが、平田徹監督が「打撃の技術が天才的」と評価する打撃を生かすため、大会直前から外野練習も始めた。父には「いつも通りやれば大丈夫」とLINEで背中を押されて臨んだ。

厳しく自己評価したが、活躍は目を見張るものだった。第1打席は、無死二塁での二塁へのゴロが相手のエラーを誘って先制を演出。三回の第2打席には俊足を生かし、自身公式戦初安打となる二塁内野安打で出塁した。さらにチームが一挙7点を奪った六回の第4打席には、初球を捉えての右前打。4番・長南有航外野手(3年)の3ランをおぜん立てした。

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