近江・有馬諒選手が意地の2安打、星稜・内山壮真選手がアーチで引き分け

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星稜の奥川恭伸投手が先発をした近江との練習試合、プロ注目の近江・有馬諒選手も奥川選手から2安打を打ち、手ごたえを得た。また星稜の2年生4番・内山壮真選手がホームランを放ち、センバツに向けて調子を上げている。

プロ注目

近江と星稜は昨年のセンバツ3回戦で対戦し、延長10回の末、近江がサヨナラ勝ちをしている。しかし今年のセンバツに近江は出場できず、プロ注目の有馬諒選手は「センバツに出るチームを撃破して、夏に甲子園に行けたらと思っていた」と話し、この日の星稜との対戦で意地を見せた。

4番捕手として出場すると、初回に奥川投手の変化球を泳ぎながらもレフト前に運ぶと、4回の第2打席でもセンター前にヒットを打った。「いい投手から打てて自信になった。」と評価した。有馬選手はチームの主将でもあり「試合に出た人も出ていない人も、すごくいい経験になったと思う」と話し、星稜と1-1で引き分けたこの試合に、チーム全体にレベルアップや自信になったと思う」と話した。

その有馬選手の打撃を、星稜の4番で2年生の内山壮真選手は、「あのボールを狙ってではなく反応で打てるバッティングセンスはすごい」と話した。その内山選手は5番で出場すると、0-0の4回に左中間へホームランを放った。「今日の角度はすごく良かったと思う。ちょうど35度ぐらいでした。自分的にはいい感覚だった。しっかり反応して打てた」と話した。

内山選手は172cmと上背はないものの、打撃センスが抜群で、ショートでもスーパープレーを見せ、捕手としての能力も見せている。そして今年は練習試合7試合で2本塁打、「飛距離は伸びた実感がある。冬場の練習の結果が出ている」と、飛距離もアップしている。昨年のドラフトで小園選手、根尾選手、太田選手が注目されたが、特に小園選手と太田選手は2年時に守備が高く評価され、3年時には打撃の飛距離もアップしてドラフト1位指名された。内山選手はそのレベルに、1年早く達する可能性がある。

センバツでは初戦で履正社と対戦する。履正社は145キロ左腕の清水大成投手がいるが、この日は近江のプロ注目左腕・林優樹投手と対戦したことで内山選手は、「清水投手は今日の林投手と似ている部分もある。甘い球を一球で仕留められるようにしたい。打てると思います」と自信を見せた。

今年のドラフト上位候補、奥川投手と有馬選手、そして来年のドラフト1位候補・内山選手が、また林投手も星稜打線を抑え、それぞれ手ごたえをつかんだこの試合は、非常に価値の高いものとなった。

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星稜の4番・内山が、優勝候補対決として注目される履正社戦の“前哨戦”で納得のアーチを描いた。0―0で迎えた4回、高めのスライダーをとらえて左中間へ本塁打。1年秋から名門の4番に座る内山は「自分的にはいい感覚だった。しっかり反応して打てた」とうなずいた。プロ注目の近江の有馬諒捕手(3年)も「あのボールを狙ってではなく反応で打てるバッティングセンスはすごい」とうなる一撃だった。


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