昌平・米山魁乙投手が143キロ、11奪三振3失点完投に広島、ソフトバンク評価

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昌平のプロ注目左腕・米山魁乙投手が、自己最速を2キロ更新する143キロを記録し、上尾に雪辱を果たした。

埼玉NO.1

昌平の米山魁乙投手はこの日、昨年夏に敗れている上尾高校との対戦で先発をすると、球速は143キロを記録し、また得意のスライダーも光り11個の三振を奪った。序盤から力のあるストレートを投げたものの、その球を痛打される場面もあったが、スライダーや沈む球も組み合わせて抑えていく。それでも強打の上尾打線に5回に1点を失うと6回にも2点を失う、そして7回も四球で1アウト満塁のピンチを背負った。しかしここで迎えたクリーンナップに対し、強いストレートとスライダーで連続三振でピンチを切り抜けた。

この日は福岡ソフトバンク、広島などのスカウトが視察に訪れたが、福岡ソフトバンクの福山スカウトは「フォームに修正する点がない。夏まで注目したい」と評価すると、広島の尾形佳紀スカウトも「ここまでずっと見ているが、きょうが一番良かった。出所が見づらいし、それでいてスピードも出る。十分チャンスはある」と話した。

個人的にも先日に続き、この日も米山投手を見たが、本当に球が出てくるまで腕が見えない。そこから強いストレートを投げられる。ただし、そのストレートをまだ痛烈なあたりをされる所があるので、さらにストレートは磨きをかけなければいけない。

この日は他にも山村学園の和田朋也投手、市川口で186cm左腕としてプロが注目しているという中島斗唯投手も同じ熊谷運動公園の球場で登板したが、その中で米山投手が間違いなくNO.1、他にも市川越の和田光投手もチェックをしたが、左腕では埼玉NO.1なのは間違いなく、プロを意識できる投手と言える。

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この冬磨いたスライダーと自己最速を2キロ更新する143キロの直球で、自己最多11奪三振。「冷静に投げられた」と振り返った。視察したソフトバンクの福山龍太郎アマスカウトチーフは「フォームに修正する点がない。夏まで注目したい」と完成度の高さを評価した。

視察した広島の尾形佳紀スカウトは「ここまでずっと見ているが、きょうが一番良かった。出所が見づらいし、それでいてスピードも出る。(ドラフト指名に)十分チャンスはある」と評価した。

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