日大三・井上広輝投手が三振でピンチ切り抜け、ヤクルトスカウトが評価

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日大三はこの夏の初戦も苦戦スタートとなった。しかし152キロ右腕の井上広輝投手のリリーフでピンチを切り抜けた。

スカウトも評価

日大三はこの日、桐朋高校との初戦に臨んだが、4回までお互いに0-0が続く。5回にようやく1点を奪ったものの6回の表に4回から2番手で登板していたプロ注目の広沢優が1点を失い同点に追いつかれた。

そして同点で迎えた7回、2アウト1塁の場面で井上広輝投手がマウンドに上がると、空振り三振を奪って無失点に抑えた。そして流れが日大三に傾き、7回裏は相手の5四死球などでようやく2点を奪って勝ち越した。井上投手は8回に2アウト満塁のピンチを背負ったものの、ここでも空振り三振でピンチを脱した。

日大三は昨年秋の初戦で目白研心に敗れており、冷や冷やの勝利となった。小倉監督は「負けゲーム。打てな過ぎ」と話し、野球の実力では差のあった相手に対し、打てなかった打線に喝を入れた。この日は広沢投手、井上投手とも温存の予定だったが、桐朋の粘りで2投手が登板する事になった。

井上投手についてこの日視察した東京ヤクルトの阿部スカウトは「真っすぐとスライダーのコンビネーションがいい。ピンチで三振が取れるのは魅力」と話して評価した。

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この日の最速は144キロで、視察したヤクルトの阿部健太スカウトは「ピンチで三振が取れるのは魅力」と言った。ただ、小倉全由監督は「負けゲーム。打てな過ぎ」と散発5安打の打線に苦言を呈した。

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