群馬3位から全国準優勝、健大高崎の戦いが終わる

健大高崎, 戸丸泰吾

健康福祉大高崎はこの夏は群馬大会の初戦で敗れた。そしてこの秋の群馬大会は準決勝で前橋育英に敗れ、3位決定戦で何とか勝利して関東大会に出場をした。

下剋上が始まり、終わる

下剋上が合言葉となった。関東大会では初戦で茨城1位の常総学院を撃破すると、西武台、神奈川1位の東海大相模、山梨1位の山梨学院を破り優勝をする。そして明治神宮大会では中国チャンピオンの倉敷商、九州チャンピオンの明豊を破り、決勝に進出を決めた。

決勝の中京大中京戦は3-4の接戦で敗れた。しかし青柳監督は「点差以上に力の差があった」と話した。先発の147キロ左腕・松島元希投手を攻略できず、高橋宏斗投手には力負けをした。また、初回に戸丸泰吾捕手のパスボールで失点すると、3回にもエラーが絡んで失点した。快進撃を見せたものの、まだ全国のチームと戦うのには粗さがある。

それでもこの日は張りがあって登板しなかったエースの下慎之介投手や191cm右腕の橋本拳汰投手は大きな自信をつけた秋となった。戸丸主将は「チャレンジャーで戦えたし、自分たちの野球もできたと思う。反省し、この冬をしっかりやっていきたい」と話し、来年のセンバツまでの成長を誓った。

来年センバツは明治神宮大会準優勝チームとして出場する。今大会に出場したチームだけでなく、大阪桐蔭や履正社などの強豪が優勝を狙い、下剋上を狙ってくる中で、健大高崎が力を発揮できるチームになっているか期待したい。

明治神宮大会(2019)高校の部の出場チームと注目選手
センバツ出場有力校と注目選手

それでも、エースの下が体の張りで登板回避する中、橋本拳、桜井らが力投。準決勝までは堅い守りで投手陣をもり立て、持ち前の機動力を絡めた多彩な攻撃も光った。「(群馬3位から)チャレンジャーで戦えたし、自分たちの野球もできたと思う。反省し、この冬をしっかりやっていきたい」。戸丸主将の言葉通り、チームは収穫と反省を胸に来年センバツへ向かう。


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