夏の甲子園中止報道に

高校野球ドラフトニュース

5月20日の運営委員会で決定するとしていた夏の甲子園大会の開催可否が、中止が確定的となっていることが報道をされた。

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最後まであきらめるなという言葉はもう使えない

5月20日に行われる運営委員会で、夏の甲子園大会の開催についての判断がされるとしており、一部報道では判断を6月に延期するというという記事もあった。しかし5月14日には中止の報道が一部で行われ、この日、すべての報道で夏の甲子園中止が報じられた。

今回の報道では、小倉事務局長は「5月20日に向けてやっているので、そこまでは正式な決定というのはありません」と話すものの、各紙とも関係者の話を総合すると、としており、全国の高野連と情報をやり取りする中で漏れたのかもしれないし、20日の運営委員会後の発表の衝撃を和らげるために、リーク的な形で行われたのかもしれない。まだ正式な判断は出ていないものの、中止の方向性は確定的なのだろう。

高野連もいろいろな批判を受けながらも、開催の可能性を探ってきた事だと思う。ただし、開催をするためのアイディアはどのくらい出て、どんな選択肢の中から中止を決定したのだろうか。また、5月20日というタイミングは、もっと先に延ばすことはできなかったのだろうか。

地方大会も含めて大会の日程を変えるのは難しい、などの声はあるだろうが、それと引き換えに、高校野球選手の最後の舞台を中止するのは、あまりにも失うものが大きすぎる。秋の大会を延期する、または秋の大会への3年生の参加などの案もあると思うが、高野連はあくまで今年の3年生だけに負担を負わせたいのだろうか。

高野連関係者はこれまで、試合は最後まで、9回2アウトまであきらめるなと言ってきたが、それも今後は白々しいものに聞こえてしまう。

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