岐阜第一・阪口楽選手はセンバツ出場逃す、11球団視察し阪神・中日のスカウトが評価

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岐阜第一が県岐阜商に敗れ、センバツ出場は難しくなった。来年のドラフトの目玉候補・阪口楽選手は投打に力を出せなかった。

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スカウトからは評価の声

阪口楽選手はこの日、先発をしたものの、県岐阜商打線に8回で12安打6失点。また注目される打撃でも3打数ノーヒットに終わった。「初回の4失点が全て。慎重になりすぎて速球が走らず、変化球が生きなかった。打つ方でも腰が開いてしまう悪い部分を修正できなかった。あと1勝で甲子園と思っていたので本当に悔しいです」と話した。

今大会は打者・阪口に対して、各高校から厳しい攻めと、外野がフェンスギリギリまで下がる守備をし、ノーヒットに封じられた。「厳しいコースに手を出して、甘い球を仕留められなかった。打撃に不安な気持ちを持ったまま東海大会を迎えてしまい、調整不足でした」と話した。

この日は11球団のスカウトが視察に訪れたが、阪神・熊野輝光スカウトは「柔らかさもあるし、逆方向にも打てる。力強さが付いてきたら、体が大きい分、長打ももっと出る」と話すと、中日・近藤スカウトも「結果については本人が一番悔しいと思う。ただ、大事なのは秋の結果でなく、来年までにどれだけ成長できるか。能力は相当なものがあるので、あとは確実性が出てくれば」と話し、共に評価は高かった。

187cm90kgのスラッガー兼投手、阪口選手は二刀流の大谷翔平選手にあこがれる。来年までに投手としても打者としてもさらに成長し、夏の甲子園では研ぎ澄まされた二刀流を披露する。

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客席では11球団のスカウトが視察。阪神・熊野輝光スカウトは「柔らかさもあるし、逆方向にも打てる。力強さが付いてきたら、体が大きい分、長打ももっと出る」と評価する。豊かな才能を秘める大砲候補は「甘い球を仕留めきれず、悔しい思いをした。県岐阜商に勝たないと甲子園には行けない。打倒・県岐阜商を目標にこの冬、しっかりと追い込みたい」と長く厳しい冬に耐え、潜在能力に磨きをかける。

それでも中日・近藤スカウトは「結果については本人が一番悔しいと思う。ただ、大事なのは秋の結果でなく、来年までにどれだけ成長できるか。能力は相当なものがあるので、あとは確実性が出てくれば」と高い評価は変わらなかった。
 「投打の両方でたくさん課題が見つかった。悔しい気持ちを忘れずに練習して、来年の夏は絶対に甲子園に行きたい」。大谷翔平に憧れる美濃の二刀流は、悔しさをバネにさらなる成長を誓う。
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