センバツ出場の耐久がベスト8で敗退、冷水孝輔投手は「大学で全国大会、神宮を目指す」

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この春にセンバツで甲子園で登板していた耐久高の冷水孝輔投手、この日は近大新宮に1-3で敗れて夏の甲子園には登板できなかった。

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神宮目指す

冷水孝輔投手はセンバツに出場後はエースとしてプレッシャーも感じながら投げており、「選抜に出た後、自分でチームを引っ張っていこうという気でやってきた。自分の調子がチームの勝敗に直結する。これまで野手に迷惑をかけてきた分を取り返すつもりだった」と話す。

しかしこの日は「リズムに乗れなかった」と得意のスライダーを近大新宮打線に狙われた。中盤に1点ずつ奪われて点差を離されてゆき、「反撃のリズムを作ることができなかった」と話す。9回を投げて11安打3失点と全体的には抑えたものの、勝利につながる投球とはならなかった。

それでも8回、最後のイニングでは三者三振で意地を見せた。「選抜に出たというプライドもあった。この回をしのげばチャンスはあると思って投げました」と最後までエースだった。

進路については大学進学を考えており、「もっと自分を高め、次は大学で全国大会。神宮を目指します」と話した。

コントロールとキレの良いスライダーとまっすぐを投げる投手で、大学では出力を増してゆけば、大学でもエースとして神宮のマウンドに立つことだろう。

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 耐久のエース、冷水孝輔(3年)は次打者席で敗戦を迎え、両手を地面についた。1―3と2点を追う9回表2死二塁だった「何とかつないでいこうと思っていた」。試合終了で整列すると涙が止まらなかった。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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