新人王に、西武・源田壮亮選手と中日・京田陽太選手

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今年の新人王に、埼玉西武のドラフト3位ルーキー・源田壮亮選手と、中日のドラフト2位ルーキー・京田陽太選手が輝いた。10勝を挙げたDeNA・濱口遥大投手は新人特別賞が贈られた。

両リーグともルーキー遊撃手

パリーグの新人王・源田壮亮選手は、今季は143試合すべてに出場し、155安打3本塁打57打点に37盗塁を記録した。打率は.270。56年ぶり4人目となる新人の全試合フルイニング出場を達成し、ヒット数、盗塁数、得点数などで球団の新人記録を塗り替えた。

記者の投票で決まる新人王では、263票中252票を獲得し、2位のソフトバンク・石川柊太投手やオリックス・山岡泰輔投手の2票に大きく差をつけた。

源田選手は大分商から愛知学院大に進み、大学4年春の大学野球選手権で巧打に抜群の足と守備を見せスカウトが獲得に動いたものの、この時すでにトヨタ自動車に進むことが決めており、源田選手も少し悔しがった。しかしトヨタ自動車でも活躍を見せると、昨年のドラフト会議で3位で指名された。

守備では21失策をしており、来年はこれを一ケタに減らす決意を示した。

またセリーグでは中日の京田陽太選手が、286票中208票を獲得、ライバルと言われた10勝を挙げている横浜DeNAの濱口投手は27票で、阪神のドラフト1位ルーキー・大山悠輔選手の49票に差をつけての新人王となった。

京田選手は141試合に出場して、149安打4本塁打36打点、23盗塁を記録し打率は.264だった。こちらも球団の新人安打記録を塗り替え、セリーグの新人安打記録に迫った。

「持ち味である走塁が一番評価されたのかなと思います。143試合フルイニング出ることを目標にやりたい。」と話し、また侍ジャパンでは源田選手がショートを守り、自分はセカンドだったことについて、源田選手をライバルとして意識した発言を見せた。

濱口投手は特別賞

横浜DeNAの濱口投手はルーキーで10勝を挙げた。10勝6敗の成績だけでなく、チームが連敗をしている時の貴重な勝ち星だったり、CSや日本シリーズでの好投などが光った。

規定イニングに達することができず、新人王を逃したものの、その活躍に連盟から新人特別賞が贈られた。

田中正義投手、佐々木千隼投手などが注目された2016年ドラフト指名選手たち、その中で新人王となった源田選手、京田選手、そして10勝を上げた濱口投手が1年目でトップランナーとなった。

しかし来年からは、東北楽天の藤平尚真投手やソフトバンクの古谷優人投手、日本ハムの堀瑞輝投手や埼玉西武の今井達也投手、東京ヤクルトの寺島成輝投手や巨人の吉川尚輝選手、広島の坂倉将吾選手なども成長を見せており、2016年ドラフト指名選手の戦いは続いていく。

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