東都出身ドラフト1位因縁対決、上茶谷大河投手が完封で貫録

清水昇, 上茶谷大河

プロ野球では東京ヤクルトのドラフト1位ルーキー・清水昇投手が1軍初登板をしたが、開幕からローテーション入りし2勝を挙げている上茶谷大河投手が貫録の完封勝ち、ドラフト会議の因縁対決を制した。

ドラフト外れ1位

清水昇投手は国学院大のエースとして投げ、東洋大のエース・上茶谷大河投手とは、昨年春の東都リーグで直接対決し、清水投手が6回を6安打8奪三振2失点に、上茶谷投手は7回途中までを投げて8安打9奪三振3失点と、共に勝敗が付かなかったものの、互角の投球を見せた。

しかし、その試合は東洋大が勝利し、上茶谷投手がMVP、最優秀投手、ベストナインというタイトルを独占した。秋は東洋大が梅津投手を1戦目に起用し、上茶谷投手は2戦目に先発していたため、直接対決は無かった。

東都のエースとして、ドラフト1位候補として注目されていたが、ドラフト会議でも因縁が生まれた。小園選手の抽選を外した横浜DeNAと、根尾選手の抽選を外した東京ヤクルトが上茶谷投手を指名する。そして抽選の末、上茶谷投手は横浜DeNAが獲得すると、東京ヤクルトは清水投手を指名した。

直接対決

プロ入り後、上茶谷投手はキャンプからオープン戦で抜群の投球をし、開幕ローテーション入りした。なかなか勝ちが付かなかったものの、東京ヤクルト戦でプロ初勝利を手にしていた。

清水投手はファームで調整をし、チームが連敗を続けるこの日の先発に抜擢された。しかし、2回に5点を失うなど4回で9安打を浴びて降板、チーム状況も影響し、ルーキーには重い試合となった。

一方、東京ヤクルト戦で完封を逃していたものの、上茶谷投手は前回の阪神戦からストレート主体の投球で結果を見せ、この日も好投を見せた。阪神戦で完封目前の9回に3ランホームランを浴びて完封・完投を逃していたが、この日は9回もしっかりと抑えた。9回4安打の見事な完封勝利だった。

上茶谷投手と清水投手は親交が深く、互いに連絡を取り合う。この日の直接対決が決定すると、清水投手に「マジか」と連絡をしていた。この日は打席でも対決したが、2回表にランナー1,2塁に置いて清水投手が打席に入ったが三振に倒れる。そしてその裏に、今度は上茶谷選手がチャンスで打席に入ると、先制となるタイムリーヒットを打った。

清水投手は「準備できずに打席に入ってしまった。そういう準備不足がダメ。上茶谷はローテに入っているだけあって、たくさんの準備をして打席に入っていた」と話した。

清水投手もこれからローテーションで投げ続けていろいろ経験を重ねれば、良い投手になるのは間違いなさそうだ。DeNAとヤクルトは今永投手と原樹里投手も東都出身で1部2部入れ替え戦で投げ合ったライバル関係にあるが、上茶谷投手と清水投手もライバル&親友として、これから何度も対決が見られることになりそうだ。

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