阪神・ドラフト1位の岩貞祐太投手1軍昇格、その他ルーキーの1軍キャンプ争い

三上朋也, 大瀬良大地, 岩貞祐太, 岡本健, 柿田裕太, 平田真吾

 プロ野球のキャンプも佳境を迎えてきた。各球団とも紅白戦や練習試合など実戦が行われるようになり、ルーキー選手にとっても1軍にいる選手は生き残りをかけて、また2軍にいる選手は昇格を目指して最初の戦いに挑む。

 

昇格候補

 阪神のドラフト1位・岩貞祐太投手は発熱の為2軍キャンプからのスタートとなっているが、この日行われたフリー打撃で関本選手、陽川選手に53球を投げてヒット性の当たりはわずか2本という素晴らしいピッチングを見せた。黒田ヘッドコーチは報告を受けて2月12日にも1軍キャンプに昇格させるとの事。熱でダウンし心配されたが、騒がれること無く2軍で徐々に調整できたことで、逆に良かったかもしれない。

 また、福岡ソフトバンクのドラフト3位・岡本健投手も2月12日の紅白戦で1イニングを登板する予定で、この結果次第で、先に1軍に昇格していたドラフト2位の森唯斗投手に追いつくことになる。岡本健投手は昨年の日本選手権優勝の立役者で、1年目からかなり成績を残すと見られる。

 

小久保監督は4投手を評価

 12球団のキャンプの視察を終えた侍JAPANの小久保監督は、「12球団を見てきたがルーキーに即戦力がいる」と話し、その中で広島の大瀬良大地投手と横浜DeNAの柿田裕太投手、平田真吾投手、三上朋也投手の名前を挙げた。横浜DeNAからは昨年の侍JAPANで6勝9敗だった三嶋一輝投手や5勝7敗だった井納翔一投手を代表入りさせるなど、長い間低迷している球団の選手を成長させる事で、リーグを活性化の図っているようにも見える。

 3投手は15日の北海道日本ハム戦にそれぞれ登板し、生き残りをかけていく事になる。

 

高校卒2人も生き残れるか

 高校卒で1軍キャンプに参加している東北楽天の松井裕樹投手と横浜DeNAの関根大気選手もここまでケガが無く順調に続けられており、しかも周囲の評価も徐々に高まっている。松井裕樹投手は今後、紅白戦、オープン戦までは使われる事になりそうだ。そこでの結果次第で開幕1軍にも手が届く。

 また関根選手も持ち前の足や守備に加え、打撃の力を評価されていることで、実戦にも使われる事になりそうだ。外野手は特に打撃での結果が求められ、ライバルには梶谷隆幸選手、荒波翔選手、筒香嘉智選手、松本啓二朗選手といった実績もドラフト時の評価も高い選手が揃う。またベテランの金城選手や多村選手なども昇格をしてくるため、かなり厳しい生き残り争いとなりそうだ。

 

 昨年の社会人野球日本選手権でMVPを獲得したソフトバンクのドラフト3位・岡本(新日鉄住金かずさマジック)が、12日の紅白戦で1軍デビューすることが決まった。

 中継ぎで1イニングの予定。先にA組(1軍)へ上がった同2位の森(三菱自動車倉敷オーシャンズ)は9日のシート打撃で李大浩ら8人を相手に無安打と強烈アピールしたが、岡本もB組(2軍)での評価は森と双璧。中継ぎとして開幕1軍を目指す右腕は「打者の懐を攻めるのが自分の持ち味。右打者の内角攻めは自信がある」と強気の姿勢を崩さなかった。

黒田ヘッド示唆、沖縄・岩貞 - デイリースポーツ紙面:2014/2/11

  

 会議後、小久保監督は「12球団(のキャンプ)を見てきたがルーキーに即戦力がいる」と明言。広島のドラフト1位・大瀬良(九州共立大)、DeNAのドラフト1位・柿田(日本生命)、同2位・平田(Honda熊本)、同4位・三上(JX―ENEOS)の新人4投手の名前を挙げた。


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