社会人野球のJABA四国大会は、東京ガスが優勝し日本選手権への切符を手にした。山岡泰輔投手が2試合に先発してともに完封勝利し、MVPを獲得した。
2試合完封
東京ガスのドラフト1位候補右腕・山岡泰輔投手は、予選リーグのJR四国戦で延長10回を投げ、タイブレークとなった10回も無失点に抑えて完封勝利を挙げると、この日の準決勝・JR九州戦も4安打しか許さずに完封勝利、2試合で無失点の完璧な投球でチームを優勝させた。
先発として完璧な投球を見せ、ドラフト1位指名に向けて昨年感じさせた若干の不安は無くなりつつある。
また東京ガスは決勝で左腕の宮谷陽介投手がJX-ENEOSを完封した。
JX-ENEOSもルーキーの柏原史陽投手が準決勝で日本生命を完封し、敢闘賞を獲得した。
昨年、都市対抗と日本選手権の2冠を達成した日本生命は決勝トーナメントに進んだものの、ドラフト候補として期待されている小林慶祐投手が、予選のJR北海道戦に続き、準決勝でも2回に3失点と崩れ結果を残せなかった。都市対抗などで力強い球を見せれば、ドラフト指名候補に入ってくるとみられるが、調子はあまり良く無いようだ。
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