福岡六大学リーグは20日に開幕する。九産大のエースでドラフト上位候補の高良一輝投手が登場する。
大学生右腕トップクラス
今年の大学生右腕では、創価大の田中正義投手や池田隆英投手、慶応大の加藤拓也投手、立正大・黒木優太投手、桜美林大・佐々木千隼投手、東海大・丸山泰輔投手、近畿大・畠世周投手が登板しているが、まだ登板していないのは、明治大の柳裕也投手、流通経済大・生田目翼投手、そして九産大の高良一輝投手となっている。
その高良一輝投手は昨年の大学野球選手権で、横浜DeNAからドラフト2位指名された仙台大・熊原健人投手と投げ合い、16三振を奪って完封勝利を挙げ、一気に注目を集めた。
そして今年も3月に福岡ソフトバンクの3軍と対戦し、5回を投げてパーフェクトに抑える好投を見せている。
最速は147キロ、身長も175cm前後と大型ではないが、切れの良いストレートと変化球を高めにも低めにもコントロールできる実戦派右腕として評価されており、田中正義投手に次ぐクラスとして名前が挙がってくる投手なのは間違いない。
4月20日に登板するとみられる高良投手の投球に期待したい。
一方、ライバルとみられていた九共大の188cm147キロ右腕・岩本喜照投手は、右ひじを故障し開幕は絶望となっている。大事なシーズンに非常に残念だが、しっかりと直してほしい。
高良、進化 西日本スポーツ紙面 2016/4/13
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