九州三菱自動車・谷川昌希投手が11回13奪三振もタイブレークで敗れる、巨人スカウト部長注目

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都市対抗野球1日目が行われ、九州三菱自動車は延長12回タイブレークの末、昨年チャンピオンのトヨタ自動車に敗れた。

エース・谷川

今年の都市対抗出場を支えたのは、間違いなく谷川昌希投手だった。149キロを記録したストレートに、変化球も織り交ぜる社会人3年目らしい実戦経験の豊富さを感じさせるピッチングで、延長11回までを6安打1失点に抑え、13三振を奪った。

タイブレークとなった12回も続投したが、ストレートを思い切って投げたものの、藤岡裕大選手に満塁弾を浴びた。谷川投手は「後悔はしたくなかったので、ストレートのサインにうなずきました。最後の最後に力尽きました」と話した。

都市対抗前に福岡県筑前町は豪雨に襲われ、グラウンドでの練習はできなかった。谷川投手は「調整は難しかったが、それを言い訳にしたくなかった」と話した。

巨人首脳陣視察

この日は巨人のGMに就任した鹿取氏と、岡崎スカウト部長などが姿を見せた。鹿取GMは谷川投手について、「スピード計時よりボールが来ている感じだね」と話すと、岡崎スカウト部長も「うちの高木勇人に似ている。ドラフト候補に入ってくる」と評価した。

プロ注目の谷川投手、ドラフト会議では指名がありそうだ。

トヨタ自動車・藤岡が決める

昨年覇者のトヨタ自動車が底力を見せた。延長11回まで1-1の接戦となったが、ベテランの川尻投手から藤田投手、竹内投手と繋ぎ、延長からはエース佐竹投手も登板した。

タイブレークの12回、1アウト満塁から始まる場面で先頭打者に指名されたのは、1番の藤岡裕大選手だった。藤岡選手はカウント3-1と有利にし、高めのストレートを振りぬいてライトスタンドに運ぶ、サヨナラの満塁ホームランだった。

桑原監督は藤岡選手を指名した事について「藤岡はずっと状態がいいし足もあるので。絶対やってくれると信じていた」と話した。藤岡選手は試合後に、観戦していた豊田章男社長と抱擁するなど喜びを見せていた。

九州三菱自動車のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
トヨタ自動車のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

バックネット裏から観戦した巨人の岡崎郁スカウト部長も「うちの高木勇人に似ている。ドラフト候補に入ってくる」と評価したが、谷川は「調整は難しかったが、それを言い訳にしたくなかった」と悔しそうに話した。

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