九州学院・村上宗隆選手はノーヒットも、西武の球団本部長と渡辺SDが視察

高校野球熊本大会では九州学院の村上宗隆選手が登場し、7球団のスカウトが視察、スカウト部長クラスもそろった。

この日の熊本高との対戦で村上選手は2四球を与えられ、2打数ノーヒットに終わったが、1盗塁を記録するなどチームの14-0の勝利に貢献した。それでも「初戦で一本打ちたかった」と話した。

左の大砲候補として西武や広島がドラフト1位候補として注目している村上選手に、西武はこの日も鈴木球団本部長、そして渡辺SDなどが視察に訪れた。注目度の高さをうかがわせる。

また東北楽天も長島スカウト部長が視察し「筒香みたいになる可能性を秘めている」と評価すると、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクも「阿部のような、打てる捕手になれるイメージ」と、巨人・阿部慎之助捕手と姿を被らせた。

西武はこの夏の視察で、村上選手が将来的に捕手などの総合的なプレーヤーとしての評価で清宮選手に並ぶと判断すれば、単独1位指名という結論につながるとみられる。

西武は鈴木球団本部長、渡辺ＳＤがそろって視察した。楽天・長島スカウト部長は「筒香みたいになる可能性を秘めている」。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「（巨人）阿部のような、打てる捕手になれるイメージ」と評価。