東海大が2015年の初練習を行った。昨年は大学野球選手権で優勝して頂点に上り詰めた東海大、今年はプロ入りする選手が出そうだ。
持っている選手たち
ドラフトで名前が呼ばれそうなのが、昨年春に5勝0敗、秋も5勝1敗の成績を残したエースの吉田侑樹投手で、187cmから最速147km/hの速球を投げる。投球スタイルは速球派ではなくカーブ、スライダーを投げ分けるタイプだが、侍ジャパン大学代表として参加したハーレムベースボールウイークでは、メジャー予備軍のアメリカを相手に、7回までノーヒットピッチングを見せた。
今永昇太投手や多和田真三郎投手のような、力で押さえつけるような印象を見せないが、187cmの大きさに大学3年から活躍を見せるなど成長も十分期待できる。
また、東海大では2010年夏に甲子園準優勝、2011年センバツで優勝をし、プロから注目された東海大相模のメンバーが4年生となる。AAA選手権でトップバッターとして活躍し10得点を記録した臼田 哲也選手、強肩捕手として注目された佐藤 大貢選手、兄の田中広輔選手が広島でルーキーで活躍を見せており、本人も2年で東海大のセカンドのレギュラーとなって高校・大学と日本一に貢献した田中 俊太選手などがいる。
大学に進んでからあまり活躍が聞こえてこないのだが、持っている選手たちが大学4年で成長と結果を見せて、再びプロが注目する事を期待したい。
4歳上の兄・広輔は広島の内野手で、「兄より運は持っています」と笑った。東海大相模時代に11年春のセンバツ優勝。昨年は全日本大学選手権を制した。
コメント