駒大・上野翔太郎投手が149キロ、復活の4回無失点1勝

上野翔太郎, 駒澤大

2015年の夏の甲子園で、中京大中京のエースとして3試合に完投し、3回戦まで勝ち上がる活躍を見せ、その後、日本で行われたU18ワールドカップでは、決勝のアメリカ戦で5回1安打6奪三振の好投を見せた上野翔太郎投手が、大学4年秋にようやくリーグ1勝を挙げた。

肩を痛め

甲子園とU18ワールドカップの活躍で、高校時もドラフト候補となったものの、駒澤大へ進むことを決め、大きな期待を背負いながらの入学となった。しかし、夏の影響は少なくなく、入学後に右肩痛を発症し、1年時はわずかな登板しかできず、「周りの期待が励みにもなったけど、中には厳しいことを言う人もいました。それも原動力。やるしかない」と話していた。

2年秋と3年春はリーグ戦も登板もできなかったが、3年秋にリーグ戦で3試合に登板したものの、今年春も3試合3回1/3の登板しかできなかった。それでもこの夏のオープン戦で結果を残し、大学最後のシーズンに懸けていた。

この日は8-4とリードした6回から登板すると、9回まで国学院大を抑えきり、4回3安打4奪三振で無失点、球速も自己最速を更新する149キロを記録した。U18ワールドカップで見せたキレの良い球が戻ってきた。

リーグ初勝利を手にした上野投手だったが、5回に1イニングを抑えた越智投手が勝利投手だと思い込み、勝利投手を聞かされた時には「越智じゃないんですか?」と話し、「ウイニングボールを返してしまった。実感が湧かない」と苦笑いした。それでも大学最後のシーズンでしっかりと1勝を挙げた事は間違いない。

「個人的な結果は考えず、チームのために」と話し、この秋に大学の勝利に貢献する投球を誓う。ドラフト候補だが卒業後は社会人で野球を続ける予定で、上野投手がドラフト候補として本格的に注目されるのは次のステージとなりそうだ。

2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

4年前の夏、甲子園で輝き、高校日本代表も引っ張った。ところが、進学直後に右肩を痛めた。「周りの期待が励みにもなったけど、中には厳しいことを言う人もいました。それも原動力。やるしかない」と逆境をバネにした。

駒大の右腕・上野翔太郎投手(4年)が国学院大戦の3番手で六回から登板し、4回3安打無失点でリーグ戦初勝利をマーク。だが、白星に気付かず「ウイニングボールを返してしまった。実感が湧かない」と苦笑いだった。


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