広島がスカウト会議、1位候補16人リストアップし大船渡・佐々木朗希投手絶賛

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広島カープは5月22日、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト1位候補16人をリストアップした。大船渡・佐々木朗希投手について松田オーナーも絶賛している。

佐々木朗希投手を絶賛

スカウト会議を終え、取材に対応した白武スカウト部長は、大船渡高校の佐々木朗希投手について、「12球団が行ってもおかしくない。メジャーも見に来ている。大谷と比較しても遜色ない。粗削りだけど、投手としてなら佐々木の方が上かな。時間はかかるかもしれないけどね」と話し、大谷投手よりも上という評価を結論付けた。また、松田オーナーも「1位と決めたわけではない」としたが、「投げ方が柔らかくて、球に力強さがある」と話した。

広島は1月に行われた前回のスカウト会議で、224人をリストアップし、佐々木投手の他、横浜・及川雅貴投手、大船渡・佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手、創志学園・西純矢投手、日大三・井上広輝投手、木更津総合・根本太一投手、明治大の森下暢仁投手の7投手を映像でチェックした。それから4カ月が経ち、この日は全体で145人まで絞り込み、ドラフト上位候補を16人として映像を確認した。

上位候補16人は大半が投手だといい、新聞の報道では佐々木朗希投手、奥川投手、西投手の3人に、明治大・森下投手、また社会人のJFE西日本・河野竜生投手の映像をチェックしたとしている。前回のスカウト会議でチェックした、横浜・及川投手、日大三・井上投手、木更津総合・根本投手の名前が今回は上がっていないが、及川投手、井上投手はドラフト上位候補に残っているのではないかとみられる。

残りの9人を予想すると、東海理化・立野和明投手、東芝・宮川哲投手、JR東日本・太田龍投手、東北福祉大・津森宥紀投手、有明・浅田将汰投手が入っている可能性は高いと思う。

また大半が投手という事で野手も少しいるという事から、センバツで活躍した東邦の石川昂弥選手や大型内野手候補の駿河総合・紅林弘太郎選手、捕手の候補として佐藤都志也選手や東海大・海野隆司選手が、また苑田統括スカウトが毎週視察している東京六大学では慶応大・柳町達選手、慶応大・郡司裕也選手のうち3人は挙がっていそうだ。

他の投手では、兄の岡林飛翔投手を指名している菰野・岡林勇希投手、東海大札幌の149キロ右腕・小林珠維投手、力は十分評価されている創価大の杉山晃基投手などからも一人くらいは挙げられているかもしれないが、岡林投手、小林投手はこれから春季地区大会が本格派するため、今回、上位候補にリストアップはしていないかもしれない。

次回のスカウト会議は8月に行う予定で、おそらく甲子園の1回戦終了時となる。大学野球選手権、都市対抗、そして夏の高校野球で、評価のある程度の結論が下される事になる。

広島カープのドラフト会議
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白武スカウト部長は今ドラフト目玉の佐々木について「12球団が(ドラフト1位指名で)行ってもおかしくない。大谷(エンゼルス)と比較しても遜色ない。粗削りだけど、投手としてなら佐々木の方が上かな。時間はかかるかもしれないけどね」と高く評価した。

上位候補16人の大半を投手が占めて、高校生では大船渡・佐々木朗希投手、創志学園・西純矢投手、星稜・奥川恭伸投手。大学では、明大・森下暢仁投手、社会人からJFE西日本・河野竜生らの映像をチェックした。

映像などで投球動作を確認した松田オーナーも「1位と決めたわけではない」とした上で「投げ方が柔らかくて、球に力強さがある」とポテンシャルを高く評価した。

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